インバウンド:大浴場のタトゥーTATOOについて
短い文ですがインバウンドについて日々気が付いたことを書いています。
日本へ帰省する度にTATOO人口が増えてきていることを実感します。個性あふれるTATOOを見ると、
「どうしてあのデザインや文字を体に入れたのかな?もし知り合いだったらTATOOを入れた理由を聞いてみたいな!」
と思ってしまいます。
アメリカ人夫(真面目で頑固)は右腕に水牛、左腕に太陽のTATOOが入っており出会ったばかりの頃はギョとしたものです。
はたまた職場では上司や同僚の腕・手・首・足には素晴らしいTATOOが入っており
「そのTATOO綺麗だね!どうしてそのTATOOを入れたの?」
と尋ねるとこのような答えが返ってきました。
・別れた奥さんとの間にできた娘の顔
・離れ離れになっている家族の名前
・元奥さんや夫の名前
・若かりし頃に勢いで入れただけ
・日本の出生証明書
・好きだったペットの顔と名前
と体に墨を入れるのですからそれはその人の思いが刻まれているのです。
とはいえ、日本では昔からのTATOO文化があり、現代のファッションTATOOは容認されてきたとはいえども温泉施設へ行くと
「TATOOが入っている人はお断り」
の張り紙を目にします。
若しくはTATOOを隠す為のシールがありますよという案内を見た時には、小さなTATOOであればそれでまかなえると思いますが、全身TATOOの人は無理だわと感じてしまいます。
初めて夫を連れて日本へ帰省した時にTATOOを入れている人は大浴場に入れない理由を説明すると、ふてくされた様子で
「温泉の中はどうせ熱いから入れない。だから部屋でテレビを観て待ってるよ」
と、携帯でアメリカのドラマ「The Big Bang Theory」を観て待っていました。
TATOOに関しては日本の文化があるので難しいところではありますが、アメリカで生活をしていると、ヨガやジムではTATOOを入れている人の割合は50%以上の肌感覚があります。そしてそれは全身に描かれています。
日本の温泉や大浴場の施設はすでに様々な対策をされていらっしゃるかもしれませんが、ファッションTATOOは大歓迎として海外からの旅行者を迎えて下さるとTATOOを入れている海外からの旅行者にとっては嬉しいと思います。
しかし、、、
昔からの温泉施設を毎朝利用している地元の方々へは、TATOOの理解を求める&海外のTATOO事情を知ってもらうのもその施設の役割なのかなと感じます。
(これが一番難しいですよね!どうしたらよいのか私も一緒に考えます)
ラスベガスから日本のインバウンドを応援しています!
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