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人ごとではない【貯蓄ゼロの現実】
【金融資産の非保有率】
金融広報委員会が 20歳以上の世帯主に対して毎年行う
「家計の金融行動に関する世論調査2019」 で公表されたデータによると
金融資産を保有していない世帯率は
・単身世帯では 38%
・2人以上の世帯では 23.6%
が貯蓄ゼロの世帯 だという事です。
このグラフを見て 特に注目するのは
20歳代は社会人になって まだそれほど時間が経過していないので
貯蓄がないのは分かるのですが、
30歳代~60歳代までが 「貯蓄がゼロ」の世帯 があるという事です。
貯蓄がゼロのまま、定年を迎え 老後に突入することも十分考えられます。
「単身世帯」の場合 60歳代になるにつれて、貯蓄ゼロの割合が減ってるのですが、
「2人以上世帯」は、逆に60歳代になるにつれて 貯蓄ゼロの割合が増えてるのが このグラフで見て取れます。
【貯蓄ゼロからの脱却】
では、貯蓄ゼロの世帯からの脱却
または、そうならない用にするにはどうすればよいか。
◆固定費の見直し
例えば、
・電気・ガスの契約会社の見直し
・格安スマホへの乗換え
・無駄な生命保険 医療保険の解約
・賃貸であれば、家賃の見直し(引っ越し)
・車の維持費(軽自動車への乗換え)(レンタカーを利用)
・娯楽費の削減
◆家計簿をつけて支出の管理
家計簿アプリでお金の流れを把握する!
人気アプリのリンク貼って置きます↓
◆先取り貯蓄をする
例えば、貯蓄専用の口座を作って、毎月収入の10%は 先にその口座に入金(貯蓄)して 残りでやりくり する。
◆つみたてNISA制度を利用する
毎月の支出を抑えて、無理のない 余裕資金 で積立投資する
つみたてNISAの始め方は、このnote にまとめたのがあるので 参考にして下さい。
【老後の必要資金】
金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」が公表した報告書を発端に
“老後2000万円問題“ が話題となっていましたが、
一体 いくら老後にお金が必要なんでしょうか。
下のグラフは、2016年までのデータですが、
生活保護を受けている世帯 総数162.9万世帯 の内、
高齢者世帯が、83.7万世帯 で 約半数 を占めるのが分かります。
現実に、高齢者 83万世帯が 「老後破綻」しています。
厚生労働省「世帯類型別生活保護受給世帯数の年次推移」
下のグラフは 日本人の「平均寿命」と「健康寿命」の差 です。
今では、私たちの寿命は 人生90年に手が届くほど伸びてきているのですが
健康で日常生活を制限なく過ごせる「健康寿命」と「平均寿命」の差が、
男性では約9年 女性では約13年 もの開きがあります。
将来の家計を診断できる ツールがあるので紹介します。
◆人ごとではない
「老後破綻」 「下流老人」という言葉を聞いた事があると思います。
「多少は貯金もあるし 退職金も 貰えるので大丈夫、自分には関係ない」
っと思っていませんか、
でも、今まさに貧困で苦しんでおられる方も きっと自分がまさかこんな風になるとは 思っていなかったでしょう。
老後の生活は、誰もが初心者です。
なので、今からしっかり知識を身に着けて 【金持ち老後】 になりましょう!
*今回は、以上です。
最後まで見て頂いてありがとうございました。
ハンポ ススム / 行動することで、思考は変わる
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