環境科学部から貰ったもの
みなさんこんばんは、最近あるものを飼いはじめた飯能高校 探求部員のたっちゃんです。
その「あるもの」というのはザリガニです。それでは、ザリガニをどうやって手に入れたかお話しましょう。
入手ルート
まず、入手ルートからお話しましょう。
もともと彼らは、飯能高校の文化祭で環境科学部主催の「ザリガニ釣り」という出し物で使われていました。
文化祭が終わったら処分する予定だったのですが、私は環境科学部の部長と顧問の先生に相談して8匹を譲り受けることにしました。
連れてきたザリガニたち
ザリガニは大切に育てています。2匹だけ名前をつけたんです。
・トルテカ
・太っちょ
と名付けました。あとの6匹にはまだつけていません。
名前募集中で〜す。
ザリガニと法律
現在ザリガニは商業目的での売買は禁止されています。しかし、
譲渡は可能であると環境科学部の顧問の先生に教えてもらいました。
元々ウシガエルの餌として連れてこられたアメリカザリガニ。人間の都合で自分たちの住環境が変わってしまうのです。ザリガニからしたらたまったもんじゃありませんね。
たっちゃんからのお願い
皆さん生き物を飼うときはこんな感情を抱いてはいませんか。
「キャーかわいい飼いたーい」とか「飼ってみたいな〜〜〜」とかいろいろあると思います。それはもっともな感情です。しかし、最後まで飼いきれるかがすごく重要です。
すぐに飼育を諦めたり飽きたりして、飼っている生き物を捨ててしまう人は言わば育児放棄しているようなものです。
皆さん、大切な生き物を捨ててしまうことについてどう思いますでしょうか。
飼われている生き物たちは生きています。飼われている生き物の意思に反して私達が無理やり連れてきたのですから、責任を持つのは当たり前です。
連れてこられた生き物たちからすれば、すごい迷惑ですよね。
私も今飼っているザリガニたちが寿命を全うするまで飼い続けていきます。トルテカたちを大切にしていきます。
この記事を読んで、周囲の意識が高められたら嬉しいです。
今日はここまでです。
ではさよなら〜〜〜。
〜顧問のつぶやき〜
以前、どこかの記事でも触れましたが、今年の6月1日よりアカミミガメとアメリカザリガニの規制が始まりました。
アメリカザリガニに関しては、条件付特定外来生物として捕まえて飼育や無償譲渡することも可能です。
しかし、たっちゃんの言うように、飼育することには責任が伴います。気軽な気持ちで飼い始めて、飽きたら野外に放すことなどもってのほか。
夏に訪れた大宮公園の池守活動でも、外来種駆除に労力を費やしていました。
まずは関心を持つことが大切ですね。
たっちゃんにはぜひ飯能の生態系について引き続き調査をしてもらいたいです。
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