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筋トレしてる人に「なにが楽しくて筋トレしてるの?」と質問する前に、この本を読んでほしい

「趣味は筋トレです」
そう言うと、200%の確率でされる質問があります。

「え、筋トレしてなに目指してるんですか」
「なんのために筋トレしてるの?」

そんな質問をする人には、(筋トレの魅力を丸2日は語れるけどガマンして)この2冊を突きつけてそれらの質問へのアンサーといたします。

筋トレは必ず人生を成功に導く 運命すらも捻じ曲げるマッチョ社長の筋肉哲学
超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由

筋トレをすることによる身体へのメリットはたくさんあります。
例えば、メンタルヘルスの向上アンチエイジングへの効果は、科学的に証明されている部分もあり、筋トレは手軽にできる予防医学的な行為であると言えるでしょう。
筋トレをすることで結果として得られる生活習慣や食習慣、ライフスタイルは、心体を健康的に維持するのにとっても役に立ちます
また、効率的な筋トレの流れと効率的な仕事の流れは似ていると言われていますし、仕事ができるビジネスマンは筋トレも華麗にこなせるみたいです。その逆もきっとそうでしょう。

ただ、それらのメリットはあくまでも筋トレのおまけ的な効果にすぎないと思っています。
ぼく自身は次の3つの部分を特に気に入ってます。

・「人は変われるんだ」という確かな実感を得られる
・筋トレに限らず、効率的な時間の使い方を考えるようになる
・筋トレに運動神経は必要ない

真剣に筋トレに励むと、確実に身体つきが変わります。
自分に合った筋トレ方法を見つけ、筋肉のために食生活や運動習慣に気を遣い始めると、「体型は自分のマネジメント次第で自由にコントロールできる」と悟りを開く日がきます。
筋トレなどの「習慣」が自分をたしかに変える。その実感を得ることができます。
見た目の改善は自信につながりますし、筋トレ後に得られる爽快感・充実感は、30分〜1時間ほどのトレーニングから得られると考えると非常にコスパがいいです。

ただ、今でこそ筋トレが趣味となったぼくでも、筋トレを習慣化するまでには時間がかかりました。いざ筋トレを始めてみても、「今日はジムに行きたくない」と考えてサボることもしょっちゅうでした。
それを改善するためにやったことといえば、スポーツジムでバイトをしたり(スタッフになると無料で施設が使えたので勤務前後に筋トレした)、夜はトレーニングウェアで寝たり(朝起きると、せっかく着てるしジムに行こうという気持ちになる)。

ジムに行く前は「行かない(行けない)理由」が瞬時に思いつきます。
ただ実際にジムに行ったあとに「今日はジムに行かなければよかった……」と後悔することはほとんどありません。不思議ですね。
それほどまでに筋トレには満足感を得る効果があるのでしょう。

そこまでくると、もはや「ジムに行かない理由」ではなく「いかにしてジムに行くか」を考えるようになるので、必然的に普段の時間の使い方に意識が向きます
(筋トレ中は筋トレ中で、いかに短い時間で効果的な筋トレをするのか考えているので、結果的に1日を通して時間の使い方を意識することができます)
(よくも悪くも)仕事に限らず、日常のあらゆる面で効率性を考えるクセがつくはずです。

そしてなんと言っても「筋トレには運動神経が必要ない」ことのメリットも大きいでしょう。
人には人それぞれ、その人に合った筋トレ方法があります。無理して、ハードに、俊敏に動く必要はまったくありません。筋トレはあくまでも「自分との闘い」であって、他人と自分を比較しても仕方がないのです。自分のぜい肉は、他人を妬んでも減りませんからね。

それまでの人生における運動経験の有無は、これから筋トレを始める上でまったく関係ありません。正しいフォームで、自分のペースでやればそれでOKです。
筋トレをスタートさせようと思えば、いまこの瞬間からでもスタートさせることができ、そのハードルの低さが筋トレの魅力のひとつであるように思えます。


筋トレは、自分の体と真剣に向き合い、真剣にやった分だけ結果が出ます。
自分で得る実感もそうだし、周りに言われて気が付く変化もあるでしょう。
また体重計に乗れば、感覚ではなく数字で確かな成長を確認できます。
それに加えて、ホルモン分泌や自律神経の調整など、身体を若く保つだけでなく、慢性的な痛みを予防し、自尊心を高めてくれる効果もあります。
定期的なエクササイズは、記憶力や集中力・創造力の向上にも役に立ちます。

そして何よりも、心身の健康は人生を楽しむ上で必要不可欠です。

「なにが楽しくて筋トレしてるの」でしたっけ?

なんで筋トレしてないんですか?



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