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フリーランスなのに仕事をしない

今日も無気力なので初めてスマホから投稿してみることにしました。ちなみに今はベッドに横になってこれを書いています。

5月に入ってから1日しか働いていません。これは半分自分の意思で、半分は不運なタイミングです。フリーランス界隈には忙しいほどえらいという空気があるので毎日ゴロゴロしている私は肩身が狭い。誰かに迷惑をかけているわけではないのだから引け目に思う必要は全くないはずなのですが。

体調がそんなに良くないため仕事をする気になれなかったり、働く自信が失われてしまっているのはちょっと問題です。でも2月3月で結構稼いだので均せば今月は仕事をしなくてもどうということはありません。

私のメインのクライアントは、毎年年度初めに入札が行われる行政案件を多く手がけており、原稿が出来上がって翻訳の需要が発生するのは夏後半から冬にかけてです。それに加えて通年で小さな定期案件を受けていたり、ツテやなんかで入ってくる仕事があります。最近はライティングの定期案件も決まりました。全然連絡来ませんが。だから、自分一人食べていくくらいは大丈夫です。

今はいつ始まるのかそれとも結局始まらないのか分からない大きめのプロジェクトが3件あって、その動きをのんびり待っています。色々不安が大きくて、仕事に対する意欲が出てこないので、もう失注でもいいかなくらいのテンションです。よくないけど。

一方で、いざ原稿が来て仕事を始めると、すごく安心するのです。働いていると、普段無為に過ごしている時間を有益に使えている、というような錯覚に陥ります。仕事をしていない自分はダメだという思い込みがあるのでしょうね。もちろん、働いてさえいればお金の不安も解消されるので、仕事がある方が助かります。お客さんの助けになるのも嬉しいし、良い仕事ができたら自己肯定感が上がる。たまには忙しいのも嫌いではないです。

私の仕事に対するスタンスは、きっとこれからも少し不健全なものになるのでしょう。仕事をしていない自分には価値がない、というように。

フリーランスにも色々あります。休みが取れないほどいつも忙しい売れっ子さんや、受注管理バッチリのシゴデキさんたちを見ると、尊敬はするけれど違う世界の人々だと感じます。

これまでほとんど積極的な新規開拓や営業活動を行わず、繋がったご縁を通じてお仕事をいただいてきました。自分がどうなりたいか分からなかったから、流されるままにできることだけやってきたのです。他の翻訳者さんたちが活躍されているのを見ると眩しいしうらやましい。うらやましいのは、私もそうなりたいというよりは、ビジョンを持って仕事をしているように見えるからです。仕事をする理由みたいなものがほしいのですよね。ふう。

明日小さい案件の原稿が届く予定なので、粛々と訳して納品する予定です。今月はそれ以降もほんの数件しか依頼予定はありません。来月もお茶を挽いているか、それともめちゃくちゃ忙しくなっているかは現時点では全く読めません。もうこんな生活イヤだ🫠


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