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#004 RPAの研修後に、絶対にやってはいけないことをやってしまった話

この物語は、プログラミング未経験の事務職派遣社員だった私が、
一人前のRPA開発者になるまでの成長記録です。まだ道半ばだけど。笑

こんにちは。はんなりです。
今回はまず、はじめての研修#003の裏トークからしていこうと思います。
どんな研修を受けたか?については前回のおはなしをどうぞ。

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はじめての研修でとんでもない繰り返しを作ったといいましたが、私がどんな繰り返しを作ったかというと・・・

じゃじゃーーーーーーん!

当時のシナリオを写メったものを復元しました。
これを全世界に晒した私の勇気に、ぜひ❤をお願いします。笑

は、は、はんなりさんたら、説明聞いてなかったのか、、、きっと寝ていたに違いないな・・・と思わざるをえない繰り返しが爆誕しました。自分の名誉のためにお伝えしておきますが、これをドヤ顔して提出したわけではありませぬ。いきなりエラーがでまして、うわーそんなエラーでたことないけど・・・って冷や汗かきながら作り直しました。必死に。
そして、もちろん寝たりなんかせず、私なりに一生懸命、真面目に聞いていた、、、つもりだったのです。ですが、4日間も聞きなれない言葉を詰め込み、途中意識朦朧としながら、頭で理解したつもりであっても、理解できていない、、そんな感覚でした。

それでも研修中に何度かやることで、繰り返したいときは、台形持ってきて「値⇒」としておいて、ひし形のやつの片方に繰り返し終了とやらを置き、条件に〇〇が空白だったらとやればよいのだな、ふむふむ。となんとなくの見た目で学びながら、慣れていけるのがWinActorのいいところだったりします。

研修でしっかり理解して作れるようになりましたと言うことはできないけれど、新しいことを覚えられる楽しさ、動いたときの喜び、私もこんなことができるなんてすごいー!これが自在に使えるようになれば一緒に働いていた仲間を楽にできるかもしれない!そんな気持ちが芽生え、新たな効率化の手段を知るいいきっかけになりました。

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こんな感じで35時間の研修を終えた後、ありがたいことに講習を担当してくださった方に、お仕事紹介のお話をしていただきました。私の感覚としては、教えていただいた内容がバラバラに点在しているような状態で、この状態では仕事にならないと思っていましたが、はんなりさんはとても優秀でしたので…なんて言われまして、完全に浮かれて(*´σー`)デレデレしまして、クレイジーな繰り返しを作ったことは、その瞬間に記憶から消し去りました。笑

せっかく紹介してもらったのですが、当時2か月先までは契約が残っていたので、その頃仕事があればまたご紹介くださるということで日常に戻ったのでした。

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そうなんです。私はここで完全にやらかしました。
何をやらかしたかというと、、、

研修後、まったくWinActorに触らなかったのです。2か月間も。


お試し版を提供いただいたけど、自宅のPCが古すぎてインストールできず、派遣会社のPCで触れるようにしていただいていたのですが、このスキルで2か月先に仕事を紹介してもらえるとは到底思えなかったのもあり、平日は仕事をしていたのでその申込もしませんでした。最初の頃はテキストを見返したりもしたのですが、すっかり意識が薄れてゆき・・・

そして2か月後・・・

なんと、まさか、お仕事の紹介をしていただけたのです。
奇跡!というか事故です、事故。

そう。このときの私は、もう本当にすっかり、なにも覚えていませんでした、WinActorのことを。。私のリアルな状態を知ったら、ちょっと違うと思われるはずなのになぁ、、と期待をせず顔合わせに行くと、、最初はみなさんそうですから(天使)、少しずつ慣れていただければ(天使)、とおっしゃるわけです。心の中だけでなく声に出して、いや、、やめたほうがいいですよ、なーんにも覚えてないですよ、私。と言いましたけど、大丈夫ですよ、一緒に頑張りましょう(天使)、なんて言われるものですから、ええええええ、逆にあやしい、なにか裏があるのかなー。みたいな気持ちでした。

これはまずいです、という私の涙顔に、派遣会社の方がサポートしてくださり、練習問題を行うところだけ、もう一度研修に参加させていただいたり、派遣会社でWinActorを自習させていただいたりと直前に詰め込み学習をしたわけなのですが。むむ。繰り返し。。台形だっけ?あれ?なにを設定するんだっけ?みたいな状態で、気休め程度の準備体操をほどこし、ほんの少しだけ思い出して、新しい職場に向かいました。

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研修を振り返ってみると、サクサクとシナリオを完成させている天才も複数いらっしゃいましたし、逆に、私から見てもとても苦戦していらっしゃる方も中にはいらっしゃいました。

苦戦されていたポイントとしては、例えば、
ショートカットキーとは何?コピペはなんとか分かるけど、、、オルト?パスって?フィルタの絞り込みとは?マクロって?CSVって?何???
というようなところでつまづかれているような感じでした。
おそらく、研修の中で出てくる用語の分からない率が高すぎる状態になってしまわれていたんだと思います。私も研修中、初めて聞いたような言葉が沢山あってオーバーヒートしたので、それがさらに多いというのは結構ハードかもしれないなぁと思いました。

RPAの中でも特にWinActorは、フローチャートで、日本製だから全部日本語で、変数は型がなく日本語で扱えて、プログラミング未経験者にとって、「コードを書いたりするよりはかんたん」だと思いますし、プログラミング学習のまさにゲートウェイツールだと思います。そうは言っても学習難易度、習得スピードは個々の経験により差はあるものです。

教える側になった今、初級講習を受けた方に「忘れないうちにシナリオを作りましょう!」と念押しだけすると、自ら興味を持ってシナリオをどんどん作れる人と、そうだろうなーと思ってもなかなか着手できない人もいて、後者をやる気がない!と一刀両断することは簡単なのですが、私の感覚ではそれだけとは限らないと感じています。どんどん作れる人はプログラミング経験者だったり、VBAを自主的に勉強されるような方だったり、新しいものが好きな人、余力を作りながら仕事をすることできる人などが多く、逆にやりたいと思っていても進まない人は、つまづくポイントが多くて続かなくなってしまう人であったり、現状の業務に押しつぶされていて時間の余白を作れない、計画的に仕事をすすめるスキルが不足していたりもします。でもみなさん自分の単純業務は自動化したいと願っていました。ただ、、勉強してきなさいと頭ごなしに言われて研修に参加した人は不幸ですね・・・

プログラミング未経験者をRPAの開発者として育てていく場合、特に専門部署ではなく業務と兼務で進める場合などは、継続する仕掛けを用意することは大切だと思っています。仕掛け、人選なども含めた、初期の立ち上げなどの推進ストーリーは、またゆっくりおはなしできたらと思います。

ひとまず、私のように2ヶ月間なにもしなかったらどうなるか?続きは、とても丁寧に教えてくださった講師の皆様に深く深くお詫び申し上げたい気持ちでいっぱいの次回のおはなしでお届けしたいと思います。
ではまた。はんなりでした。

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