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キングコング西野亮廣さんの絵本をつなぐ少女「夜空をかける配達屋さん」@マルタ・サンポーニャ

こんまり流片づけコンサルタント カタコンハンナです。
ど趣味で西野亮廣さんの絵本解説動画を作っています。

先日
「これまでの西野さんの絵本の全部にサンポーニャいたんだっけ??」っと

スクリーンショット (195)

見返していましたら、本当にいました。


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映画『えんとつ町のプペル』では。。
マルタ・サンポーニャの裏話もありましたね。。
副音声第2弾
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個人的には、絵本『オルゴールワールド』のこちらのページの
マルタ・サンポーニャが好きなんです。

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オルゴールの音が鳴り響いたシーンです。

こちらは ↓ ↓ 左下の辺りを拡大しているのですが ↓ ↓

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この、空中帝国の町の人たち。

「何?この音楽??」とか「カンパネラ爺のラッパだ!」とか

きっと、そんな感じで飛び出してきてるじゃないですか(妄想)

マルタ・サンポーニャが同じように、
ラッパの方を向いてるのが好き(#^^#) なんです。
(ゆっくりしてるのか、はたまた何かたくらんだ結果なのかは

。。。いや、、西野さん。。
   絵が、、、うますぎませんか。。泣けてくる。。

画像3

ここにも、「人」いますからね。。細密が過ぎます。。

しかも、何を隠そうこのページは
『オルゴールワールド』で 唯一のリアル「空中帝国」です。

「糸」ついてませんからね。

詳しくはこちらをご覧ください

『オルゴールワールド』本当はすごいヨナヨナさん〈後編〉 も!


話がそれましたが、
まだまだ謎の多い マルタ・サンポーニャ
これまでの絵本から情報まとめてみました。

↑ こちらの動画 ↑ 絵本作家 西野さんご本人から

「すごい!あの手よくみつけましたねー!ありがとうございまーす!」

とコメントをいただきました! (6年生 娘の手柄(笑))

お楽しみくださると嬉しいです!

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以下、動画の文字起こしとなります。
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すべての物語はつながっている
ファンタジー作家 西野亮廣さんの作品をご紹介します。

今回は、絵本『えんとつ町のプペル』で
煙をすってせきこんで、配達中の心臓を
 うっかり落としてしまうことで有名な
夜空をかける配達屋さんに注目してみました。

2020年12月公開の
映画『えんとつ町のプペル』に出てくるのか、出てこないのか、
このことは私には わからないのですが

今後、30年ほどかけて完結するという
西野さんの作品全体としては 
絶対に欠かせない存在なんです。

これまでに出版された
西野さんの絵本を紡ぎ、
知りえる限りの情報をかき集めて この、
配達屋さんのお話をしたいと思います。

では、入ります。

まず、情報が一番多い『Dr.インクの星空キネマ』の第4話
「Dr.インク」から読み解きたいと思います。

この物語の主人公「Dr,インク」は
夢の脚本家さん なんです。
こんな なんかイカみたいな、人みたいな、
見たことない感じの 生物??です。

この、Dr.インク。
世界中の人々が毎晩見る夢の脚本を書いています。

私たちが毎晩見る夢は 
Drインクから提供されていたんです。

なるほど。
毎晩毎晩、すごい種類の物語が展開されると思ったら
作ってくれてたわけですね」

Dr.インクは脚本が専門なので、この夢を配ってくれる
アシスタントが必要なんです。

この、アシスタントが今日取り上げています「配達屋さん」 
ネコの姿をした少女
名前をマルタ・サンポーニャ といいます。

ここで!
マルタ・サンポーニャのお仕事を紹介します。

まず、サンポーニャは!
一人ではなく、いっぱいいます。

Drインクが体を壊してしまったとき、
元気になってもらうよう
みんなで協力し合うところなんて
すごく真剣で、
気を付けて!がんばれ!って応援したくなる
そんなチャーミングな少女たちなんです。

サンポーニャたちは
Drインクが書き上げた 夢の脚本を
専用の機械に通して アメ玉に詰めます。

その、アメ玉を 
緑色のきんちゃく袋に入れて
世界中、宇宙中を飛び回って、
眠りに入った人々の口へ
アメ玉を放り込むのがお仕事です。


えっと~~、待って待って。
『えんとつ町のプペル』では
「心臓」を落としちゃったんですよね。

その心臓にゴミがあれこれくっついて
「ゴミ人間プペル」が生まれた わけで~~

「眠ったときにみる夢の?物語を詰めたアメ玉?」とは
関係ないですよね。。

・心臓を運ぶお仕事をしてるタイプのサンポーニャと

・専用の機械でアメ玉を作る
専門職みたいな サンポーニャがいるのか。

はたまた、
・アメ玉を袋いっぱいに詰め込んで配達する仕事と
一個の心臓を丁寧に運ぶ仕事は交代制なのか。。
やっぱり、心臓ともなると。。昇格??

まぁわかんないんですけど、

・アメ玉を作り、アメ玉を運び、心臓も運ぶ。
この3本柱がマルタサンポーニャのお仕事。

みたいです。


ここからは、サンポーニャたちが
西野作品の壮大なストーリーをつないでいるという
お話をさせていただきます。

サンポーニャは 宇宙を飛び回っているので
他の絵本にも出てきます。

小さく
後ろの方で飛んでる時もありますし

「チックタック約束の時計台」のように
『ふたりは、この時計台で、まいにちいろんな話をしました。
 銀色の流れ星も、夜空をかける配達屋さんも
 サンタクロースも、この時計台のまどからみました。』

こ~~んな風に、言葉で紡がれることもあります。

時には。
「あら、あの日記を渡したのは、サンポーニャだったのね。」っと
「あとがき」よりも まだ後ろにサンポーニャの挿絵があり、 
物語のキーマンだったと知ることもあります。

皆様も隠れサンポーニャ探してみてください!


そして、他にも サンポーニャが出てくる物語で
「ドンドコ山のバケモノ」というお話があります。

サンポーニャは あまり 目がよくなく、
配達中に迷子になってしまうことがあるんです。

緑色のきんちゃく袋を首からぶら下げて
もう、真っ暗になった山の中で
迷子になってしまうシーンがこちら。。

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ちょっと注目していただきたいのが ここ。なんです。

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なんだか不気味ですよね。。


この本が発売されたのは2009年。
何とも言えない。。不思議な感じ。
この、
「なんのこっちゃ」のまま、、10年が経ちますっ!!

そして、2019年。
先ほど ご紹介した
絵本『チックタック~約束の時計台~』が出版されました。

この美しい絵本。
体から木が生えてきてしまうという
伝染病の女の子が主人公なんです。

主人公のお母さんも
この病によって「木」になってしまったと描かれています。

ここで、先ほどの描写。
「ドンドコ山のバケモノ」の
あの 「人の手を 形 どった 木」が
伝染病により
「木」になってしまった人々だったとわかるわけです。

こうして。。
一作目の 絵本で描かれていた迷子のサンポーニャが

10年後の今になって
少しずつ、、物語をつないでいくんですよ!

あ、この「10年」っていうのは
現実世界で、ですよ。

絵本の世界では70年経ってますから。

詳しくはこちらの #西野絵本解説 をご覧ください
西野絵本徹底解析 〈前編〉
西野絵本徹底解析 〈後編〉

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今回は以上です。
「西野絵本をつなぐ少女@マルタサンポーニャ」いかがでしたでしょうか。
著者の西野亮廣さん、以前、

「ファンタジーは何でもありの世界にしてしまうと ささらない
知識、数式、理屈の積み重ねで、その世界ではうそのないように
整合性が取れていないと見ている人に届かない」 
とおっしゃっていました。

西野さんのファンタジーの世界どこまで掘り進んでも
気持ちいくらい合点がいくんですよ。
大船に乗ったつもりで楽しめる!

スナックキャンディに
天才万博
えんとつ町の隠れ宿に
えんとつ町のプペル美術館
などなど。


現実とファンタジーがつながるという
新しい遊びを体験させていただこうと
思います。

これからも数十年続く西野亮廣さんの絵本の世界

一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。
西野絵本解説カタコンハンナでした。

こちらにも マルタ・サンポーニャ 登場します!


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こんまり流片づけコンサルタント ハンナ

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