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INTJ男の考える性格診断が嫌われる理由

後半で前回と割と逆の事を書くけど、全ての物事には功罪両面が存在するので別に矛盾しているとは思っていない。

性格診断を嫌う人は結構多いし、その理由も理解できる。単純に考えて「自分に対する評価が悪かった時、しかも評価内容に納得いかなかった場合なんてのは輪をかけて嫌いになる。」のも仕方ないと思う。

嫌いになる最たる例は血液型占い。
・真面目で神経質なA
・おおらかだけどズボラなO
・気まぐれで空気の読めないB
・天才肌で何を考えてるか解らないAB
と毎回言われてたらB型からすればたまったもんじゃない。
(ちなみに筆者は毎回AかABでしょ?って言われ続けているO型です。当てられた試しが殆ど無いw)

嫌われる理由としてもう一つあるのが、診断結果が能力論ひいては属性同士の優劣論に安易に結び付けられているからだろう。頭の悪いINTJだって居るし、意地の悪いINFPだって居るし、ズボラなESTJだって居る。

俺も「お前も岩手出身なの?」「アタシも学生の時吹奏楽部でしたー!」「僕も三国志好きですよ。」「私も昔は光◯信に居ましたよ、大変でしたねぇ。」って共通の話題として性格診断の話題を言われたら相手に多少は興味は沸くし話のとっかかりにはなるけど、お隣の国みたいにそれで結婚相手を決めたり就職面接でお前◯◯だからこの部署はダメね。とかやるのは如何なもんかと。

各種診断の結果はあくまで素養と傾向の話であり、能力の話では無い事を理解しないと僕は恋愛弱者だとか彼は頭が良いとかアイツは計画性が無いとか彼女はコミュ障だとかそんな話ばかり始まる。
「僕が恋愛弱者」なのは傾向に対して効果的な行動やプロセスを取れなかったからであり、「彼が頭が良い」のは素養とマッチした学問や職場を選び、才能を伸ばす事ができたからだろう。
(この点に関して言えば、MBTI協会の主張しているMBTIは相性論ではありませんよ。という主張には賛成できる。)

素養や傾向を能力と誤解すると、自分の事を賢いと思い込んじゃうかもしれないし、彼女の事をリーダーの資質がないと決めつけちゃうかもしれないし、上司のおっさんの事を人の気持ちが解らないと勘違いして機会を損失するだけだ。

俺は性格診断を属性同士を比較した優劣論・能力論に結び付ける事には反対・懐疑的立場です。という表明と持論。

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