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はじめに

このご時世に、自分のプライベートな声を鍵もなく発信することの恐ろしさ…。
私はXを、自分の感情を整理するために、厳重に鍵をかけて日々フル活用している。登録年は2009年とあるので、14年間、このSNSにはお世話になっていることになる。14年。手垢まみれの表現でいえば「当時生まれた子は今、もう中学2年生!」…とか言うと、時の長さが際立つ気がする。誰にも求められてないのに、誰にともなく語るのが好きな私がつぶやく内容は、ほとんどテレビのこととか、芸能人のこと、それから日常で起こったなんてことない出来事。この14年の間、一度一つのことを考えると、芋蔓式にあれやこれやと思考が展開していき、文字起こししないと気が済まないようになってしまった。無料のXが対応する140文字で(たまに収まらない時はリプライに続く)いかに自然な文章にまとめられるかに躍起になっている。鍵つきアカウントなんですけどね。
しかし最近、どういうわけか、内にこもった世界から一歩踏み出してみたいと思い立ち、2年前に見る専用で登録したこのnoteに、こうやって140文字を超えた文章を綴り始めた次第。

・・・そうは言っても高校生の頃は、しょこたんに影響されて始めたアメブロで、数年間鍵もかけずにいろんな人から自分の発信を見られることを楽しんでたりしたんだよな。当時は今ほどネット界隈も陰鬱じゃなかったし、こんなに自意識過剰になる必要もなかった、古き良き時代、18年?とか前のお話・・・

ところで私は平成2年生まれで、ごく平凡な日々を過ごしている会社員である。周りの友人と比べても、あらゆる点で平均的な人生を送れていると思う。平均的とは何かとか、もっと突き詰めたいところではあるが、もうそんな細かいところを気にする暇はない(というかめんどくさい)、そんな年頃。
最近は以前にも増して、媒体問わず情報という情報に触れれば心がかき乱されるようになった気がする。「スマホ脳」が世界的にベストセラーになったのも記憶に新しいが、とにかくこの情報過多時代は心身にこたえる。吐き出さないとおかしくなりそうなのはきっと私だけではないはず。
というわけで、どこにでもいそうな私は、誰もが思っているだろうことを、徒然なるままに書き連ねていこうと思う。
鍵なしトレーニングにはピッタリだし!

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