見出し画像

美式珈琲。

基本的に、コーヒーを飲むとお腹が痛くなる。お酒やストレートのブラックティーは大丈夫なのにコーヒーはだめだ。なのでなるべく飲まない。

とは言いつつ、時々無性に飲みたくなる。暑い日は尚更だ。お腹が痛くなるのを防ぐために、ミルクと砂糖をたっぷり入れて飲むのが定番だが、セブンイレブンのアメリカーノは、別である。なぜかストレートで飲んでも無傷だ。

とは言え、日本の7-イレブン店での話であって、なかなか国外版では試したことがない。素直に試せばいいのだが、心のどこかで国外版7-イレブンを信用していないので、頼まない。その少々ネガティブなイメージは、アメリカにいたときに染み付いてしまった。日本では、近くて便利でおいしいセブンなのに、アメリカでは... 違った。うん。

シドニーで院学生だったとき、通学途中に7-イレブンがあった。ちなみにオーストラリアでは、コンビニのことを、convenience storeよりも、英国英語式にnews agency といったりする。その店では、Opalカード(Suicaカードみたいなの)のチャージ(top up)に利用するくらいで、食べ物はほぼ買ったことが無い。アメリカの記憶がこびり付いていたのだ。でも、店員のインド系のお姉さんは、美人さんで優しかったのを覚えている。

さて、香港にもセブンはある。店内は、なかなか日本のそれに似ている気がしたので、恐る恐る、コーヒーを買ってみた。そこそこローカル色の強い地域に住んでいるので、店員さんに英語が通じない。そこで、広東語で注文の仕方を教えてもらうことにした。店員のおばちゃんに、私のスマホのレコーダに向かって発音して頂く。私の依頼に、おばちゃんがはっはと笑いながら、「あ、アイスコーヒーがいいよね、アイスのアメリカーノって吹き込もうね」と言った(ような気がした)。

「ドン ケー メイシック ガーフェー。」砂糖なしは「ジャウトン。」

ありがとうございます。これで少し広東語、覚えました。


追記:

新単語やフレーズを覚えるときは、体験と連結させると忘れにくい(特に歳をとってきた場合)。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?