自信の無い課金はもうやめた
帳簿をつけていて気づいたことがある。
2020年6月くらいから8月にかけて、いろいろと課金しすぎた。
今日のnoteは課金について。
この時期の私は自信の無さのかたまりだった。
正確に言えば、信じていたものがガラガラと崩れ、生きていく自信が無くなってしまった。「できる」と思ってたことは全然できてなかったし、誰からも認められない。そこですがったのが意識高いものへの課金だった。
○○さんが「読むといいよ」と言った本、▲▲さんの「有料note」、インフルエンサーの「有料マガジン」、有益そうな「有料セミナー」、資格がとれる「通信講座」……片っ端から課金をした。しかし、当時の私は就活中。朝から晩まで志望動機を考え、午前中か午後のどちらかは面接だった。体重がやばすぎてカーブスにも通っていた。仕事はあまりないのに時間が無かった(そう、これは言い訳)。
よって、本は購入して5ページ読んだだけで満足し、意識高いnoteを読んでその気になり、ウェビナーは参加して終わった。時間がないから、じっくり読まず実践もしない。それより家事や育児、就活だ。いや、就活の前に何かを身につけなければならないのは分かってたけど、全部取り組めない。本当にダメだった。
それにもかかわらず、課金していたのは足りない自信を埋めたかったから。
○○さんや▲▲さんやインフルエンサーについていけば、自分を変えられると思った。アホだった。
ここでだけ正直に言うと、今でも私は自信がない。堂々と「仕事できます」「文章書けます」なんて言ってるが、スキルなんてなく本当は何もできないと思う。文章を書いてお金をもらってる身で言うのはタブーだが、私の文章なんて普通の人より1%上手いくらいなんだと思う。もしかして、「普通の人」レベルですらないのかもしれない。とにかく、「書けないこと」に気づいてしまった。
何も成し遂げずどうしようもない自分でも、生きていかねばならない。死ねないから。この世界で生きていくために、精一杯頑張って仕事をしているんだ。
インプットはこれからも大切なんだけど、自信の無さを埋めるような課金はもう辞めます。課金では自信は埋められないと気づいたから。
よって、私のnote課金は推しだけになりました。
これは生きるために必要な課金です。
推しことポルノグラフィティの新藤晴一様は、私が20年以上大好きなアーティストだ(知ってた)。
私にとって、世界一好きな曲を作る人。文章を書くようになってから、彼のことを「表現者」として好きになってしまったように思う。noteの日記がどれも好きすぎるし自分には絶対に書けない文章で、厚かましいながらもnoteを読んで嫉妬してしまうのだ。
私がシンガーソングライターだったとして、ポルノグラフィティ以上の歌詞を書くことはできないと思う。しかし、私が目指しているのはそこではない。
ライターとしての自信は全くないし、推し以上の歌詞はきっと書けないけれど、「いい文章を書きたい」「生き残りたい」と思う気持ちだけは誰かに負けたくない。私は推しみたいな歌詞を書きたいのではなく、私の「いい文章を書きたい」のだ。
私のミジンコみたいな自信は、これからも少し増えたりマイナスになったりするのだろう。そんなどうしようもない自分でも推しのnoteを楽しみにしながら生きていく。
あ、そこの方、スキすると推しの文章が出てくるからいっぱい押してね(?)。
スキを押すと、ポルノ関連のお礼が流れるよ!