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📚読書感想文 『アルケミスト 夢を旅した少年』

今年は読書の1年にしよう。

そんな事を思った休日。
半年前に買った小説のことを思い出したので、さっそく読み始めた。


「少年の名はサンチャゴといった。」
1行目からドキッとした。

(サンチャゴ)

覚えにくい…でも覚えておかなきゃ、と思ったので、頭で復唱した。

結局、それ以降名前は出てこなかった。彼とか少年で進んでいったから。半分読み進めた頃には忘れてました。ソーリー

この物語は、簡単にいうと、羊飼いの少年サンチャゴから、お宝ハンターサンチャゴ、そして夢を旅した少年サンチャゴになるお話。と私は思いました。適当すぎる^^;

難しい話だったけど、感心する場面がいっぱいあった。

物語は和やかで少し退屈そうな雰囲気で始まった。ページが進むにつれて、
どうなるの、どうするの、そうするのね、
小説に一方的に話しかけてる私。

気付いたら、私も物語の1部みたいになってた。
お金を盗まれた時はゾッとしたし、
砂漠を横断してる時は私もドキドキした。一緒に砂漠超えたようなもんだよね。
運命の人に会えた時も、私も運命を感じた。これじゃ三角関係だね。


そんなこんなで半日かけて読み終えた。
余韻に浸ったまま寝た。
夢を見た。

おばあちゃんがいる施設に行った。前に会った時は、認知症のせいで俯いて一言も喋ってくれなかったけど、そこには超元気笑顔のおばあちゃん。
すごい嬉しくて幸せ気分になったから、私の宝物を見せたげよって、家族ごと秘密の場所に連れていった。

薄暗い洞窟だからちょっと怖いけどね、って冒険してる気持ちで進んでくと、いくつかの水槽。クラゲとかヒトデとか泳いでた。ペンギンもいたよ。誰かが管理してるみたいやった。
私は家族と宝物を共有してて、幸せそうやった。

でも、私が水槽を壊しちゃったんかな、やっちゃいけない事してw家族ごとこっそり逃げて、
起きた。
素敵で終わらせない。

でもこの夢を見れてよかった。嬉しい。
このあとの仕事も(大いなる魂…)って頭で何回も考えてた。

この物語を読んでよかった。本当にそう思える。これからつらい事があっても、乗り越えたらいい事あるって、楽に受け止められそう。

読んでる時も、読んだあとも、いい影響を与えてくれたことに、感謝の気持ち。
サンチャゴありがとう!パウロありがとう!翻訳者さんありがとう!

半年くらい経ったら、また読み返したいなあ

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