組織の中での意見表明―なぜ職場の人々は校長に対して黙っているのか
最近、気になることがあります。
それは…職場の人が、校長の言うことをおかしいと思っても、意見を大して言わずに聞いていることです。
確かに組織として、トップの人の指示を聞いて動くことは大事だと思います。
そうしないと、バラバラになってしまうから。
でも、なんで裏で文句をいっぱい言うなら、校長に言われた時に、ここはこうした方がいいのではと意見を言わないのか…。
疑問に思います…。
校長は、偉いのではなく、マネジメントをする役割だと思います。
違うなと思えば、意見を言えばいいのに。
別に相手を批判しているわけではないし。
学校という組織自体、先生の言うことを聞く子が評価されます。
先生は、子供たちに、自分で考えて行動しようと言いますが、結局は先生の考えの手のひらの範囲で動けている人が、いい子とされる。
先生の考えを外れる突拍子のないことをすると、おかしいと言われる。
アクティブラーニングとか予測不能の世の中を生き抜いて行ける子を育てるとか、色々言っても、
今だに先生の言うことを聞く子を育てているように感じます。
そんなふうに子供を育て、自分も育ってきたから、
上の人の言うことは、聞こうとするのか…。
結局、学校に対して、悪いイメージの持っている人は、小学校の先生にあまりならない気がする。
だから、上の人のいうことは聞こうとするのか…。
それとも、小学校の先生は、いい人が多いので、衝突をあまり起こそうとしないで、言われたことを聞くのか…。
それとも…いろんな仕事が多くて、色々意見を言うより、聞いていた方が楽だから、言われた通りに動くのか…。
とりあえず、上の人の言うことを、文句を言わずに受け入れ、動いてくれる人が評価される組織だと感じました。
だって、定額働かせ放題だから。
より良くしていくために、もっと自分の意見は言っていったほうがいいのにと思いました…。
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