◆ 気になった本 230
「木挽町のあだ討ち」
(永井紗耶子 新潮社 9784103520238)
直木賞受賞作
久々に読み応えあり
それにしても
歌舞伎には親しんでおいて損はない
「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」
上演が多い演目ではないけれど
観ておいて良かった...(あんまり関係ないけど!)
ある雪の夜
芝居小屋の裏口で
若いお武家様が見事にあだ討ちを果たす
後日
関係者へその委細を訊ね歩く者の姿が
各々が語る顛末を...
いや
菊之助を取り巻いた者たちが語る
それぞれの人生の物語