【家族通信】20240426 それぞれに違う願い
今日は、すごく良い気分。
午前中に起きて、友達とブランチして(なぜかわたしの最寄りが中間地点になったので、ラクをさせてもらった)
それだけでもウルトラハッピーだったのに(心地の良い無礼講だった)
まだ時間に余裕がある友達と、少し買い物をして、嬉しくなってわたしも一緒に買っちゃったりして、最後はうちに戻って、少しだけゲームをした。
子育ててで忙しい彼女が「ゲームやりたいな…」と言っていたことを、わたしは覚えていた。
「五年後でも十年後でも、一緒にゲームやろうよ」と、答えたことも。
子供たちが小学生になって、余裕ができたころには……と思っていたけれど、ふとした瞬間に叶って嬉しい。
あの日あなたが、希望を述べてくれたから叶ったこと。そしてそのお手伝いができて嬉しいんだから、改めて「希望は述べてゆくもの」と思う。
薬を飲んでいるからか、最近は気持ちが軽やかだなあ。と思う。
ときどき食べすぎてしまうくらいに食欲はあって、夜もそれなりに眠れている。結果、昼寝の量も減ってきた。
ささいなことに落ち込まなくなってきた。と思う。
今日は、子どものいる友達ふたりと会ったので、前日の夜に「わたし子ども生まないけどいい?」と、同居人に尋ねてしまった。いまでも時折、確認をする。
本当に子どもが欲しくなったら、わたしのほうを捨ててくれたらいい。その日が来るまでは、まあ一緒に過ごせたらいいと思っている。
そんな質問も、センチメンタルさのかけらもなく、相手のほうもきょとんと「いいよ」と答えて終わった。
誰かと違うことを、あんまり恥ずかしいと思わなくなってきた気がする。
子どもがいてもいなくても、結婚をしてもしなくても
それは、生活に対して「瑣末なこと」とはもちろん言えないし、その結果が個々の人格に深く関与してくることもあるとは思うけれど、それはそれとして、わたしはわたしであり、あなたはあなたである。
友達に、「君と一緒にいると大学のころに戻ったみたい」というのは、決して悪い意味ではなくて
わたしはあの日のトキメキと無邪気さを兼ね揃えたおとなになりたかったのだから、大正解といえる。
まあだから、いつでも帰っておいでよ。
ふらふらとこのまま漂うように、どうしようもないまま暮らしてゆきたい。
また別の友達から「正社員になりたい」と相談を受けて、「なぜフリーターのわたしに相談するのか…」と思ったりもしたけれど、「アルバイトって名乗るのが恥ずかしい気持ち」っていうのも、ちょっとわかる。わたしもめちゃくちゃ悩んでた。
んじゃあ、正社員になったら、わたしの悩みは晴れやかに澄み渡るたる空のように解決するのかと言われたらそうじゃない。と思ったら、好きなほうで苦しんでゆきたいな。なんとか今の家と、友達とパフェを食べる余裕だけ残して、あとは貧乏でも構わない。
友達の願いが、みんな叶ってゆけばいいと思う。
それぞれに違う願いが
そうしてときどき、みんながみんなのところに“帰省”するように帰ってゆく。
かろやかな文句や理不尽を吐き出し
あるいはソファーに転がり
あるいはゲームをしてお菓子を食べて、何も考えない午後をして、力を蓄えて帰ってゆくことを、繰り返してゆけたらいい。
幼馴染ってのは減ることはあっても、増えることはない。大学のときの連れっていうのもそうで、やっぱりしんどいときに助けてくれたのは、不思議とこの頃に知り合ったみんなだった。ほんとうに、不思議なほどに。
わたしが晴れやかな気持ちでコーヒーを飲んでいるのは、みんながわたしの境遇を受け止めて(あるいは受け流して)くれたからだと思う。
誰も必要以上に悲しまず、けっしてバカにしたり、否定しなかった。その積み重ねで、息をしているような気がする。
生きていれば恩返しの機会があるような、そんな気持ちになれたので、やっぱりわたしは今日もコーヒーを飲んで書いている。
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