今度はわたしが、肯定する。
コーヒーを飲んでいる。
うちで淹れている、毒とコーヒーのハザマみたいなやつ
氷、水、牛乳のどれかで割る前提だから、もはや原液。
わたしは日々、コーヒーの原液を生み出している。
2年ほど前、
流行病が本当に流行り始めたころに感染して、味覚を失った。
あれ以降、味覚の正体の半分は、食感と視覚で補完されていることを体感し、少しだけ繊細な生き物になれたような気がしている。
いや、味覚と共に雑さも戻ってきたか。
16時間ダイエット成功の秘訣は、味覚と嗅覚がバグっていたからかもしれない