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君に伝えたい百の言葉

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あなたに伝えたい言葉が残っている。見失っても、百個積んだ先に何かがあるかもしれない。光を追う者のエッセイ集
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2020年3月の記事一覧

あの頃の未来に

わたし普段、アニメしか見ないんですが アニメ確かに好きだけど、なんかこう、人間の動いているドラマって、あんまり見ずに育ったから、いまでも積極的に見たりしない。 テレビも、モニターとしての役目のみとなっている。 という状態から、もう10年近く経った。 わたしは日頃、AmazonプライムとDアニメで育っている。 そんなわたしの視聴履歴の中でたったひとつだけ、ドラマの履歴がある。 「孤独のグルメ」だ。 主人公のゴローさんが、ちょっと仕事して、ひたすら飯を食うだけのドラマ。 実

君が僕に、意味をくれた

できればイヤフォンで聞いてほしい これ作ったんだけど ちょうど、この親友に会いたいと思っていた頃だった。 たまにでいいけど ふいに会いたくなる。 そんな中での連絡だった。 「君の弾いたピアノに、音を重ねてみたんだ」 そういうことができるような装備を整えた、というはなしは 以前遊びに来てくれたときに聞いていた。 わたし自身は、そっちの方面にはさっぱり疎いので、あまりイメージが沸かなかった。 言われた通りイヤフォンで聞いたその音の中には、 わたしのピアノと、彼そのものが

「そこまでして」、と思うこと

今現在、わたしが他人に誇れるというか 自信を持って「趣味」と言えるのは、ソシャゲだ。 ゲームやらない友達に、「ソシャゲってなに?」と尋ねられ、答えに窮したが 一旦、スマホでやってるゲームだと思ってくれていい… 友達の勧めで「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか」のアニメにどハマりして、 「ゲームは本気になってしまうからやらない」と豪語していたわたしが、どっぷりハマっている… もしわたしが急死したら、「ダンまち」の世界に転生したと思ってください… 約1年、日

なんとか病

病の話、と言っても 最近流行っている病の話ではない。 この言葉を、病を自覚したのは、30を過ぎてからだっただろうか。 そのときわたしはまだバンドをやっていた…ような気がする。 なんだか頑張りたいけどだめな気がする、という時期を おそらく1ヶ月程度過ごしていた。よくある話だ。 そして、よくある話として、ふいにやる気を取り戻してゆく。 わたしはそういうのを、飽くことなく30年以上繰り返している。 だめな気がする、と思っていた。 何かが違う、と思っていた。 どうしていいかわか