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Chromebookの環境でC++がビルドできるまで。

せっかくChromebookにてC++の環境が手に入りましたので、C++を動かしてみました。

改めまして環境面のご紹介です。
Asus製 Chromebook
メモリ4G
コア Arm64 8コア
IDE(統合環境)Visual Studio Code
Cコンパイラ gcc

英語ですが、Visual Studio Codeの公式情報がとても参考になりました。
詰まったら見るといいと思います。

まずgccを入れましょう。

sudo apt-get install build-essential gdb

この build-essential gdbを入れますと、cコンパイラだけでなく、他のツールも入るようなので、入れてしまいましょう。

VS.Codeの設定

Visual Studio Code(以下VS.Code)はすごく使いやすいのですが、癖があったりするので、まずその説明を簡単にさせてください。

まず作業用のフォルダを作らないといけません。その後、そのフォルダを起点にしてソースコードやビルド関連のjsonファイルを入れます。jsonファイルは隠しファイルである、.vscodeというフォルダに入れてくれます。

注意が必要なことですが、一つのフォルダの中に違う言語を入れてしまうとおかしくなる場合もありますし、(やったことないけど)できないと思いますので注意が必要です。また同じフォルダの中に複数のmain関数が入っているファイルを入れると、それもおかしくなったりしますので、今のところ、一つのフォルダの中に一つのmain関数を入れるようにしてます。挙動がおかしくなったらこのあたりも確認をしてみるといいかと思います。あくまで一つのフォルダ=一つのプロジェクトと思うようにしてます。

VS.Codeはマルチな言語を使えますので、C++使い終わったら、別のフォルダに移動して、次はJavaのソースコードに手を入れることが可能です。そのために必要なのは①拡張機能(エクステンション)のインストール、②launch.jsonのファイルの作成かと思います。(今回は拡張機能についてはとりあえず関係がないので、説明はしないです。)

次にコードを入れてみますが、うまくいかず。

コードは公式にある、helloworldのコードを使いました。コピペでできます。
その後、右上のDebugボタンを押したのですが、うまく行かず、launch.jsonファイルがありません、と出てきました。仕方がないので、同じフォルダの中の隠しファイル.vscodeの中にある、launch.jsonファイルを公式の情報にあるとおりに書き換えました。これもコピペで済ませられます。

再度、Runボタンを押したらうまく行かず、Helloworldのファイルがありません、みたいなエラーが出てきたので、Helloworldの置き場所がなぜか.vscodeの中にあったので、これを外に出して実行してみたらなんとかできました。このときも左上のツールメニューの中のstart Debuggingではうまく行かず、その下のrun without debugでうまくいきました。一度うまくいくと、右上のDebugボタンでもうまく作動しました。

これでC++のコードを試してみることが可能になりました。

まとめ

やや駆け足でやってしまい、よくわからないところもあったかもしれませんが、全体の流れはこんな感じになります。VS.Codeを使うときに肝心なのは、①フォルダを作成すること、②フォルダの中にソースコードを置くこと、③フォルダの中の隠しファイルに自動生成される、launch.jsonの設定をいじる場合があること。以上を踏まえるととりあえずなんとか動くようになると思います。私もIDEはあまり使ったことがないのですが、癖があるなと感じました。

では、ここまでご覧下さり、誠にありがとうございました!



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