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【導入編】プログラミングの勉強をする前に

前回ざっくりとプログラミングについてご説明しました。プログラミングを勉強したい人は多いかもしれません。自分でサービスを作りたい、ゲームを作りたい、アプリを作りたいなどなどいろいろあるでしょう。今はプログラミングを勉強したいけど、まだやっていない人向けの導入になります。

実は自分も技術力が足りないので、改めて勉強しなおす前の心構えを作るつもりで書いてみます。

①アルゴリズムは共通
アルゴリズム、データ構造などという本があります。これだけでサービスやゲームは作れませんが、作るうえで必須になる知識と思ってください。言語はいろいろあります。でもよく知られているアルゴリズムは種類が決まっていますので、言語が変わっても基本的な部分は変わらないです。ざっくり言うと、データをどのような仕組みでメモリ内に格納すべきかを決めるのがデータ構造で、そのデータをどう格納するか、どう取り出すのかを決めるのがアルゴリズムです。

②何を作るかを決める
自分は何を得意としたいだろうか、と考えます。プログラミングは用途によって使う言語が変わる傾向があります。ゲームや組み込みですとC/C++が多いかもしれませんし、会社の業務基幹系ですとJavaは根強い人気があります。cobolなんて言語もまだ求人では見かけます。Pythonも案件は多いと聞きますが、スクリプトや自動化ツールを手早く作りたい人にはPythonは向いていると思います。Androidの開発でもJavaは使われますし、Kotlinもあります。IOS開発ではSwiftがあります。SwiftはIpad Airなんかでも動くので学習できます。また最近C言語と相性のいいGO言語も注目を浴びてはいますが、案件的には多くはなさそうです。ウェブサービスを作りたいなら、自分でサーバーを立ち上げるスキルは必要ですが、例えばJava+Springboot、TypeScript+React、PHP+Larabel、Python+Djangoという言語+フレームワークの組み合わせを使って作ることができます。またWindowsで動くGUIアプリケーションはC#で開発をしたりします。VBAもありますね。こう見るだけで種類が多くて私もそうなのですが、何を使うべきなのかなかなか絞り込むことが容易ではありません。若い人は未経験でも就職できると思うんで、就職してから決めるやり方もあると思います。

③言語を選択する
やりたいことが決まっていれば言語を決めることは簡単だと思います。やりたいことが決まっている場合、その言語に取り組むことをおすすめします。ただ人によっては何となく自分に合った言語を探してからやることを決めたいと思う人もいるでしょう。論理的な思考が得意な人はJavaのような言語をやったほうがいいかもしれませんし、自分の思考をストレスなく形にしたいからPythonを選ぶ、ということもあるかもしれません。そういう選び方もあります。

④学習の準備を整える
学習をするためにパソコンは必須です。だいたい5万円~10万円はかかります。またやりたい言語の開発環境を整えましょう。開発環境と一口に言っても、なかなか面倒なので、これはまた別のnoteにまとめてみます。

⑤ゴールを決める
自分で作りたいもののイメージがあるなら、それを作るのがゴールです。そういうものがない場合はとりあえず本を一冊買ってみて、その中にあるサンプルコードをポチポチと動かすことから始めてみましょう。Udemyの教材などもおすすめです。Udemy教材の場合は英語とかで公開されているほうが中身があり、プロとしても通用しそうな感じがします。

さていかがでしたでしょうか?他人にサービスをお願いすると思わぬ高くつくことがあるかと思います。これからはノーコード、ローコードの時代も到来していますので、簡単に自分の作りたいサービスを作るやり方がどんどん出てくることでしょう。プログラミングが職業でなくても、自分でやってみることで、作業をお願いする人間を選定しやすくなったり、コミュニケーションができるようになるかと思います。お暇があればぜひぜひ挑戦をしてみてくださいませ。


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