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日記にうそは書かない。


私が日記を書き始めたのは
大学生の頃。

自分がどんな仕事に就きたいのか
わからなくて
自己分析のためにノートを買った。

だんだん文字を書くのが楽しくなって
それが日記になっていった。

正直、自己分析がめちゃくちゃ
苦手だったのである。
もう自己分析なのに
飾る飾る。
うそがならんでいる。

でも書いてる時はそれに気づかない。

誰も見ない日記なのに
そんな時にも
周りによく思われたい。
というより自分によく思われたい。

日記って誰でもかけるけど
ほんとうのことを書くのって
けっこう練習がいる。

読み返した時、
うそついてるか、本当のことか
意外と一目でわかる。

うそばっかりついてるから
2回も転職することになる。

違う視点で考えると
うそが上手だから
内定がもらえてしまう。

ここで問題なのは
うそは持続しないということ。

うそをついて入った会社で
「これからどうなっていきたい?」
って聞かれてやっと気づく。

あーーー、やらかした。
答えられない。

あいにく入社するためにしか
うそがつけない。
そもそもいったい誰のためのうそなんだ。

わたしがやるべきは
面接の練習じゃなくて
うそをつかない練習だ。

昔からうそが多い。
悪気があってついてるんじゃない。

どんなうそをつくかというと

「お昼ご飯なにたべた?」
て聞かれたとき
本当はマクドナルドを食べたのに

「、、、うどん食べました。」

ていうぐらい、ナチュラルにうそをつく。
ナチュラルかどうかは置いといて。
それぐらいの頻度でうそをつく。

ちゃんと理由がある。

マクドナルドを食べている
わたしがなんか恥ずかしいからだ。

マクドナルドなんて欲望の塊みたいな
食べ物をたべていたなんて
知られたくない、、。

けっこうがっつり食べるんだね〜。
とか、絶対に、言われたくない。

だから、なるべく
誰も突っ込んでこないであろう
「うどん」をチョイスする。

きっと幼少期、他の子と比べて
まんまるとしていたから
体型のことを未だに気にしているのかもしれな い。

うそをつく時って
大体じぶんの欲望を隠したい時だ。

2回の転職を経て、
わたしは決心した。

日記にうそは書かない。

マクドナルドを堂々と食べる。

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