ゆで卵名人になる!
ゆで卵を作るには、水からって思ってない?
いえ、そんなことはないんです。
私は、イギリスのクッカリークラスをとっているときにそれを知り、2015年4月半ば、イギリスのフードマガジン「BBC Good Food」でも記事として取り上げていました。題して、
ゆで卵名人になる!
How to boil an egg perfectly
http://www.bbcgoodfood.com/howto/guide/how-boil-egg-perfectly
基本は、沸騰したお湯に卵を入れること。
そこから時間を計測すれば、好みのかたさに仕上げるのはいとも簡単。
では、具体的な時間の経過に伴う卵の仕上がりを見るとしましょう。
これを知れば、ゆで卵ひとつで料理の幅もグンと広がりますよん。
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5分…白身が固まるが、黄身はまだ流れる状態
ディップに最適。細切りのトースト(イギリスではトースト・ソルジャー/toast soldiersと呼びます)につけるのがこれ。
6分…黄身が固まり始める状態
ラーメンのトッピング向き。
7分…まだどろっとしたところはあるが、黄身があらかた固まった状態
サラダ・ニソワーズ(ニース風サラダ)にぴったり。
8分…黄身がほぼ固まった状態
スコッチ・エッグなど、この後、さらに火を通すものは、固まりきる一歩手前で引き上げるのがポイント。
9分…黄身が固まった状態
いわゆる典型的なハードボイルドエッグがこれ。
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イギリスのクッカリークラスで、湯からゆで卵を作ると初めて知ったときはたいそう驚きました。
え〜っ、水からじゃないの?と言うと、この方が時間がかからないし(お湯は電気ケトルで沸かしたものを使う)、別に何の不都合もないわよ。でも、水からでないとヒビが入って割れやすいって教わったわよ。あはは、水からだろうがお湯で作ろうが、変わんないわよ、と一笑に付される始末。
でも、確かに、そのクラスでお湯から作ったゆで卵はどれも殻にヒビが入ってなかった。私が水から作っていたゆで卵にヒビが入ることが時折あったにも関わらず。
な〜んだ、お湯でいいんじゃん!
それ以降、ゆで卵は沸騰したお湯で作るようになりました。
そして、プラスαのポイントを。
こうして時間を計ってゆで上がった卵は、すぐに食べないのであれば冷水に入れること。
こうすると、余熱で火が余計に入ることなく、しかも殻もむきやすくなります。
ご存知なかった方、お試しあれ!
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