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スローの稽古(自主トレ)

先週のワークショップでの稽古を一人でやってみた。
湯吞み茶碗に少量の水を入れ、超ゆっくり飲むというもの。

ワークショップでは視線をぼかそうとすると、「物が二重に見える⇔ピントが合ってしまう」の繰り返しで苦労したので、ピントが合うことよりも、二重に見える方がまだましだろうと思い、そちらの状態をキープしたままやってみた。
ゆっくりと床に視線を落としていく。フローリング床の線(?)が二重に見えるが気にしないで続けると、二重じゃなくなる瞬間があった!
そして、その瞬間から床が浮いたのだ!(ナニコレ、面白い!)
その状態をキープしたまま茶碗を手に取り持ち上げる。でも、床の方が茶碗よりも上にあるような感じ。茶碗の一番上の部分が床と同じ高さにあり、茶碗が床にめり込んでるように見えた。

次に茶碗を徐々に口元に近付けていく。茶碗の中の水が眼前に迫ってくる。
ほんの少量の水なのに、「迫ってくる」と、表現したくなるほど迫力があった。大量の水を目の前にしたみたいに。

茶碗の角度を正しく認識できていなかったのか、茶碗が口に触れる前に、水が床にこぼれてしまい、そこで稽古を終了にした。

機会を作ってまたやってみようっと。

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