梅雨と短編
梅雨のとある日に生まれたが、梅雨は苦手だ。
特に今日のような日は尚更だ。
アスファルトの上は嫌な熱気があるし、混んだターミナル駅の乗り換えも嫌になる。
先月、撮った短編を今日完パケて、完成。
4月にオリエンを受けて、だから・・・なんだかんだ時間がかかった。飛び飛びの仕上げにしなければ、すぐに終わったかもしれないが。
まるで予算のない自主制作に近い作品であったが、新鮮でもあった。
こういうのもいいものだ。
しかし、あとひと月スケジュールが後ろ倒しだったら、途中で嫌になっていたかもしれない。さほどに梅雨が苦手だ。
さて、その内容はといえば、公開前なので何もいえないが、他愛のないものであることは間違いない。
他愛がなくても、やることは変わらない。
初めて組む人、昔馴染みの人、そんな人たちに囲まれてなんとか撮り、かんとか仕上げた。
かつて、大昔に8mm映画を撮っていた時のように。
そういえば、IMAGICAのInstagramで、新たに8mm製作のガイダンスみたいなものをやっているという。
それはすごくいいことだ。
8mmで撮って、デジタルで仕上げる。
きっと楽しい。
いつか、最後に撮るものはそうしたい。
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