底尽き

今日は少し角度を変えてみようと思います。

タイトルは依存症と診断されている方は分かると思います。

底尽き=ギャンブルで色々な意味で底辺まで落ちてギャンブル以前に色々なことができなくなること。

かなと思います。

実際に僕が家族に全て打ち明けた時がそうでした。

僕は実際にお金が回らなくなって、もう給料じゃ色々なことが賄えないというか、自転車操業よりも酷いというか。

もう給料入ると補填した所にほとんど戻すんですよね。(そこはどうしていたかはちょっと言えないんですが、手をつけてはいけないお金に手を出していたことは事実です)

給料→賞与が2日で消えました。

もう次の給料までどうやって生活したらいいのか分からないし、毎回、神経すり減らしてお金の工面をしなきゃいけないこと、この先数週間のこと、そして次の給料日もまたこんな気持ちになることを想像した時の絶望感というか、もはや耐えられなくなったというか、心が折れたというか、諦めてしまったというか、そんな気分でした。

仕事に行っても仕事は手につかないし、お金のことしか考えていない。

仕事を休んで死にたいと思いながらほぼ一日、競馬と競輪をする。

仕事は最低限の仕事をこなして、あとは気を紛らわす為にまた地方競馬をやる。(負ける)

こんなになってまでまだやるのかと自分でもさすがに頭の狂いように泣けてきました。

その辺までメンタルがいってしまうと勝ってももはや現実が大きすぎて何とも思わないというか、虚無感が強くなって何も楽しくありません。

僕は最後に地方競馬をやめた日にわりと大きな3連単を的中したんですが、そこで思ったことが「これで仲間に金が返せる」でした。

何かもう一仕事終えたような感覚で仲間に送金して、あとはいつ家に帰るかをぼーっと車の中で考えました。



こういう生活になって度々、頭には巡ってくるんです。

「もうギャンブルやめたい、やりたくない」

「こんな生活もうやめたい」

だけど、やめ方が分からないんですよね。

どんだけしんどい負け方をしても不思議なもので次の日にはもうどうやってギャンブルやるのか考えてます。

土日は中央競馬があるのでそこにお金の用意しなきゃとか考えてます。

その考えがあるうちは「底尽き」に至っていないんです。

僕はそうやって何年も次の手を考えては凌いできました。

「底尽き」にも底の底の底辺の底辺があるのでそこはもう人それぞれなんですが(この辺は僕が参加しているミーティングで話を聞いていると上には上っていうか、底には底っていうかの人たちがたくさんいます。この辺もまた詳しく話したいです。)、ギャンブルに心が折れた瞬間はものすごく大事だと思います。

もし同じように苦しんでいる方がいたらまず言いたいです。

「底尽き」は「チャンス」だと。

自分が立ち直る為に必要な「チャンス」です。

ここで立ち直る為の「覚悟を決める」か「さらに底辺」を探るのか。

僕もようやく決断できた瞬間でした。(考え始めて2ヶ月くらいかかりました)



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