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線香花火の記憶

昔もらった線香花火がまだ家に残っていて

湿気でもう駄目だろうけどやってみるかと
ライターで火をつけると綺麗に着火

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好きだなぁ線香花火、、
この松葉から柳に変わっていく時間が好きで何回もおかわりしてしまう

時を忘れて散っていく花模様に自分の人生を重ねる人多いだろうな、、ぼくもその1人だけど


終わった後に残る煙の匂いで
忘れてた何かを思い出しそうになる、、

で、こんな時、いつも浮かんでくるのは10歳の自分が見た風景


人形の赤ちゃんを抱いて歩く近所のおばあさん

夕暮れに現れて遊んでくれる義眼のお兄さん

週末は軍歌みたいな歌をギターで弾いてた祖父



子供の頃、不思議でいっぱいだった小さな世界、自分の歌の基盤となっている記憶


久しぶりにあの頃の友人達に連絡しよう、と小さな花火をしながら思った


夏はこれから

大変な一年だけれど
大切な一年にしないと

いつも写真、記事を読んでいただきありがとうございます。 マイペースに楽しみながら発信していきます。