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性と癒しに飢えたモンスターは、こうして生まれる

自分、自己紹介、軽くいいっすか。


自分、2〇歳実家住み喪女(ただしヤリマン)。







小中学生で軽くイジメられ、陰キャ極めて自信喪失、

休み時間はひたすら折り紙を折るか絵を描く。

次第に服の絵を描くことに没頭。



高校受験前の学校見学で、校内に飾られていたワンピースが目にとまる。

服を作る部活に興味が湧き、この高校へ入学を決意。



高校でやっと楽しい交友関係ができて、女の子に囲まれながら喪女を極める。



高校卒業後、部活で学んだことをさらに磨くため、デザイナーを淡く夢見てファッションの専門学校へ。

勉強の中で、自分に向いているのは少なくともファッションではないのではと薄々気づき始める。

そもそも、デザイナーの仕事ってちゃんと内容知ったら全然やりたくなかったわ。



やがて喪女を極めすぎてフラストレーション爆発、ネットで出会いを漁るモンスターへと進化。



学業の傍ら、せっせと出会い厨を極め、マッチングアプリやサイトを10個掛け持ち。



立派なヤリマンへと成長し、就職。

特にやりたいことも無く、就職課に勧められるままに受けた企業へ。



女性だらけの職場で、ネット出会い厨としての活動を続ける。



Tinderで1人の男性と出会い、人生でほぼ初めてと言えるまともな「お付き合い」を開始。



この頃会社の人手不足による仕事の重圧にメンタルが崩壊。

過剰な手洗いや除菌が止められない状態に。



人生初のメンタルクリニックへ。薬を飲み始め、生活が落ち着く。



病んでいた私をよそに、ゲーム仲間の女たちと交流を深めていた彼氏に振られる。

ゲーマー男女への不信感が高まる。




再びマッチングアプリの鬼へと返り咲き。




アプリでの出会いをきっかけに、ホストクラブへ通い始める。




仕事ではいつの間にか店長となり、ストレスも溜まる。




仕事関係での関わりをきっかけに、ぬいぐるみの沼に落ちる。



幼少期から当たり前過ぎて特に意識していなかった、ぬいぐるみや人形への愛に気づく。

自分が本当に夢中になれるものと出会えた喜びを感じる。




「これも仕事のための勉強のうち」と言い聞かせ、次々とぬいぐるみを我が家へ迎え入れるように。



現在発売されていない「まごころの人形大助」や「ファービー2」の存在に魅了され、ヤフオクやメルカリを駆使し数万円かけて迎え入れる。



社内報で大助への愛を語ると、同僚から販売当時に購入した小さな大助を譲り受ける。



しかしこの会社の給料に満足がいかなくなり、副業と掛け持ちを開始。



休みがほとんどなくなる。



アプリでの出会いにかけられる時間も減り、やがて手間のかからない(が金が莫大にかかる)ホストクラブや女性用風俗に通う。

時々ぬいぐるみを連れて行ってドン引きされたりしている。



全てに限界を感じ、会社を退職する。







そして現在の完成系、

「月に数回ホストクラブに通いながら、家ではぬいぐるみと会話するフリーター」





かつての同級生たちは、いつの間にか正社員としての転職や恋人との同棲にたどり着いていた。

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