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法人カード発行管理クラウド「paild」についてのQ&A(2) freee連携編

6月も終盤、上半期総仕上げの時期ですね。

今回は6/23に開催した、

決済から仕訳まで|経理業務の自動化に向けて】会計士による徹底解説
freee×paild連携のための実務セミナー

で寄せられたご質問から、皆様にもお役にたつ内容をお届けします。


MFクラウド連携セミナーのQ&Aもたくさんお読みいただきましたが、今回の内容は、クラウド会計フリー(freee)との連携や、実務にフォーカスした内容です)

freeeとの連携について(前提)

セミナー内ではfreeeとの連携のメリット、具体的な連携の設定の仕方、連携後に経理処理を楽にする方法(具体的にはどのように自動仕訳を設定するとよいかなど)を紹介しました。そこで前提知識となる連携の設定について、以下でご紹介しておきます。

Q)freeeと連携するとどうなりますか?
A)データ連携を行うことで、①paildでの決済情報、②入出金履歴を、freee上に自動で反映することができます。

Q)freeeとのAPI連携の設定の仕方を教えてください。
A)データ連携を行うには、paild管理画面のサービス連携設定より、データ連携するサービス[freee]を選択してください。paildの画面上からをfreeeへのサインインを完了することにより、データ連携をご利用いただけます。詳しい手順はこちらをご覧ください。

freeeでの口座の選択について

セミナーで出た口座設定に関する質問です。freeeにおける設定や会計処理に関しては、あくまで弊社からのおすすめとなりますので、freee側のプロダクト更新等には対応しておらず、税務法上確約できるものでもございません。正確にはfreee、貴社の顧問会計士・税理士様にご質問確認いただくようお願いいたします。

Q)freeeでpaildの設定をする「口座」は、デポジット金を振り込む口座を選べば良いですか?
A)freee上にpaild自体を一つの口座として新規に設定されることをおすすめします。

freeeにおける「口座」につきましてはこちら:freee会計ヘルプページ

Q)freeeで、口座を現預金科目ではなく前払費用として登録する場合、どこで設定できますか?
A)freeeの「勘定科目設定」で変更頂けます。弊社は「預け金」を推奨させていただいておりますが、厳密には貴社顧問の会計士・税理士様にご確認頂けますと幸いです。

Q)預け金ではなく、仮払金でも良いのでしょうか?
A)弊社は「預け金」を推奨させていただいておりますが、厳密には貴社顧問の会計士・税理士様にご確認頂けますと幸いです。


paildをfreeeに連携し、仕訳を楽にする方法

セミナーでは、paildのカード名編集機能とfreeeの自動仕訳設定を利用した仕訳の自動化〜経理処理の時短の方法もお伝えしました。paildはカード名を編集することが可能です(画像参照)。

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カード名は、会計ソフトへの自動連携でもデータとして利用明細に連携されるため、カード名に「部門名」「科目名(交際費、など)」「プロジェクト名」などを工夫して加え、会計ソフト側で同じ語を自動仕訳のキーワード設定しておけば、決済〜仕訳推奨まで、一切手間をかけずに行うことができるというわけです。(実際に自動仕訳で「福利厚生」制度を楽に運用している自社例をご紹介しているnoteはこちらです)

自動仕訳に関する設定に関してご質問をいただきました。

Q)paildのカード名とfreeeのメモタグ登録名は一致させる必要がありますか?
A)一致させる必要はございませんが、一致させることで識別しやすくなるメリットがございます。

freeeの「メモタグ」機能につきましてはこちら:freee会計ヘルプページ

Q)paild側のカード名の文字制限、freeeの取引内容(明細)の文字制限はあるのでしょうか?
A)paildのカード名の文字数制限は最大400字程度となりますが、30文字程度にされるときれいに表示されるかと存じます。freee側の文字数制限はお手数ですがfreeeへご確認頂けますと幸いです。

連携されるデータの処理について

Q)freee連携済の銀行からpaildに入金した場合、明細が二重に発生する(①銀行で記録される銀行から出金→paildに入金の明細、②paildで記録されるpaildへの入金の明細)のはどうしたらいいでしょうか?
A)freeeで案内されている、「freee上に連携済の銀行口座間における振替時の処理」に準じた処理を推奨しております。

freeeにおける「資金の移動」についてはこちら:freee会計ヘルプページ

Q)前月末時点の残高はpaild側でどこから確認できますか?
A)機能的にはご用意が現在ございませんが、お問い合わせからご依頼頂けますと残高証明書をメールにてご提供させていただきます。

最後に

あらためまして、今回のセミナーにご参加いただき、ご質問をお寄せいただいたユーザーの皆様、誠にありがとうございました。今回のセミナーは、実はpaild・freeeユーザーの方に限ってご案内させていただいたのですが、お席もあっというまに埋まり、ご質問もたくさん寄せられ、ぎゅっと内容の濃いセミナーとなりました。

引き続き、今後の実務セミナー等へのリクエストを受け付けております。paildユーザーの方は管理者画面のお問い合わせフォームより、または公式ツイッターアカウントのDMにてご連絡賜りますと幸いです。(フォローしていただけると喜びます!)

まだpaildのご利用を検討中という企業様は、ぜひ資料請求、または営業チーム(sales@paild.jp)へのお問い合わせを賜りますと、サポートさせていただきます。

この夏、少しでもpaildを身近に、便利に快適にご利用いただけたらと思っています。

今後ともpaildをよろしくお願いいたします!

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