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【書評】あなたが行動できないたった1つの理由と対策が分かる本「多動力」

副業やフリーランスといった、自分で稼ぐことが求められている現代日本。
ビジネス系の本やyoutubeを見ている方なら何度も聞いているはずの言葉

「行動しましょう!」

分かっちゃいるけどできない。
そう悩んでいる方も少なくはないはずです。

今回はそういった「行動したいけどできない」という悩みを抱えている方にオススメの本「多動力」の紹介と書評をします。

書籍

kindle

漫画版もあります


どんな内容?

ホリエモンが持っている興味のあるものはすぐにやってみる行動力つまりこの本のタイトルにもなっている多動力について知ることができます。

多動力とはどんな力なのか?
現代においてなぜ多動力が必要なのか?
なぜ多動力を持っている人間が少ないのか?
多動力を得るためには何をすればいいのか?

…といった内容が学べます。
この記事ではその中でも多動力を失う理由行動するための考え方を紹介します。

多動力を失うたった1つの理由

それは感情です。

「他人にどう思われるだろうか」
「恥ずかしい」
「失敗したらどうしよう」

この記事を見ているあなたは、このような考えがクセになっているのではありませんか?そういった感情が行動を止めてしまうのです。
この本では知識や仕事術を身につけるよりも感情のフィルターを外すことが優先だと述べています。

行動するための考え方とは?

「感情のフィルターを外せ」と言われても「はいそうですか」とはならないのが人間です。そんな簡単に行動できる人はこの記事を見てないでしょう。

ここでは「思考が変われば行動が変わる」という言葉に基づいて、行動するために必要な考え方について紹介します。行動することは難しくても考え方を変える、新しい考え方を知ることは簡単なはずです。


では感情のフィルター、特に「他人の目を気にしなくする」にはどう考えればいいのか?
その答えは「他人は自分に興味を持っていない」と考えることです。

それを証明するために1つ質問をします。
「3年前の今日、あなたは何に悩んでいましたか?」

受験や就職、結婚といった人生を左右するようなイベントを除けば、即答できた人は少ないのではないでしょうか?

自分のことですらまともに覚えていないのに、他人のことは覚えているなんておかしいですよね?

これはあなただけの現象でしょうか?
いいえ。他人も同じはずです。

自分にすら持てない興味を他人に持てるワケがないのです。
こう考えることで少しは他人の目を気にすることが減り、行動がしやすくなるのではないでしょうか?

書評

字が大きく行間も大きいのですぐに読み終えることができる。また、各節の終わりには「JUST DO IT」というどんな行動をすればいいかのチェックリストがあるので、時間がない方は最悪そこだけ見れば良いようになっている親切設計。

ホリエモンが経営者である以上当然の話なのですが、経営者やフリーランスといった仕事の裁量権を持っている人だけがこの本の内容を100%真似できると思います。例えば「やりたくない仕事、付き合いたくない人間とは縁を切れ」と述べていますが、労働者がそれを実行できるかと言われればNOです。

ですが行動力を上げる、仕事の効率化を考えるといった部分では気付かされる所がかなりありました。「人生の時間は有限である以上、効率的に物事を進めることで自分のやりたいことに使える時間を増やす」という部分は経営者、労働者問わず取り入れられる考え方です。

まとめ

「多動力」
オススメする人
・会社の上位層やフリーランスや経営者といった自分の裁量で物事を決められる方
・他人の目は気になるけど何かしら行動したいと考えている方
・ホリエモンのような生き方、仕事のやり方を目指している方

この本は
「自分の人生を1秒でも無駄にすることなく楽しみ尽くすために必要な力、多動力を身につけるための本」です。


書籍

kindle

漫画版


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