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【書評】人生で損をしたくないと思うなら読むべき本「思考停止という病」

テレビやネットで詐欺の被害に遭ったり、宗教にハマったり、無駄な買い物をしてしまう人をよく見かけます。人によっては人生が狂ってしまうことも…。

「なぜこんなものにダマされるのだろう?」
誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

今回はそういった人生における損を避けるための本「思考停止という病」の紹介と書評をしていきます。

書籍


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どんな内容?

思考停止になるとどんなに損をするのか、思考停止にならないためには何をすればいいのか?について書かれています。
本の言葉を借りれば「自分の人生を生きるための本」です。

思考停止しないための方法や理論、研究などが紹介されています。
ストコーマを外す、コンフォートゾーンから脱出する、RASの働き…。
しかし、どれを取っても主張することは

とにかく頭に知識を入れろ

の1点です。
じゃあ、どうやって知識を入れたらいいの?という疑問には大きく3つの方法を紹介しています。

・読書
ここでは詳しく解説はしませんが視覚を使った情報収集、つまり読書がオススメだと主張していました。

情報発信
ここで言う情報発信とはブログやtwitter、facebookなどで情報発信をすることではなく、「ある対象について考える」こと。
ここで重要なことは「情報を発信しようとする時には、自身の解釈と情報的な価値を作る必要がある=思考活動の始まりとなる」ことです。

トゥールミンロジック
簡単に説明すると三段論法に変わる論理法則です。
トゥールミンロジックは3つの要素で構成されています。

1.クレーム … 主張のこと
2.データ  … クレーム(主張)を裏付ける事実のこと
3.ワラント … データがなぜ主張の裏付けになるかという理由を示す

詳しくは↓

書評

とにもかくにも知識を入れろという主張がスゴかった。

脳の機能の説明、目標に向かって行動するための方法を教えてくれています。ですが、その前提には大量の知識があること。だから大量の知識を頭に入れろと言っています。

なのでこの本は「思考停止しないための本」「自分の人生を生きるための本」の他に知識の大切さと入れ方を教えてくれる本とも言えます。


まとめ

「思考停止という病」
オススメする人
・「自分の頭で考えろ」「何も考えてないね」という類のことを言われたことがある方
・自分の人生を生きれていないと感じる方
・現状を脱出したいけど、方法が分からない方
・知識の入れ方をもっと知りたい方
・自分の周りに思考停止、自分の人生を生きれていない人がいる方

オススメしない人
・自分の意志で人生を選べている方
・既に知識の入れ方を知っている方
・現状に満足している方

書籍


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