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【書評】ホリエモンのビジネス思考が分かる本「バカは最強の法則」

成功への近道は成功者のマネをすることです。

今回は起業や副業といった、自分でビジネスを始めたい方向けに成功者の1人である堀江貴文氏(以下、ホリエモン)のビジネスに対する考え方を学べる本「まんがでわかる バカは最強の法則」の紹介と書評をしていきます。

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どんな内容?

この本ではホリエモンのビジネスで成功するための方法や考え方を知ることができます。具体的には、バカはなぜ成功しやすいのか?、リスク管理について、SNSの使い方といった計7つのエピソードで持論を展開しています。

そしてタイトルに「まんがでわかる」と書いてありますが、コラボしているのはあの「闇金ウシジマくん」なのです!

今回は7つのエピソードの内、印象に残った3つのエピソードを紹介します。

なぜバカは成功しやすいのか?

本のタイトルにもなっているこの疑問。答えは単純です。

バカは打席に立つ回数が多い。

どういうことなのか説明すると、バカは平気でリスクを取ることができ失敗を恐れません。仮に失敗したとしてもダメージを受けないので、次から次へと挑戦していくため成功しやすいのです。

宝くじで考えると分かりやすいです。
1枚しか買わない人と100枚買った人とでは100枚買ったほうが当たりやすいですよね?それも1回や2回だけではなく、10回100回1000回と買う回数も増やすことでさらに当たる確率を上げる。

ビジネスも何が当たるか分からない以上、挑戦回数を増やしていくことが成功に近づくために必要なことなのです。

助ける人の選び方

ビジネスをしていく上で仲間の存在は欠かせません。時には助けを求められることもあるでしょう。

しかし誰も彼も助けていては自分が持たないし、仲間の成長にも繋がりません。こんなときホリエモンはどう考えるのか?

彼は見捨てる対象と助ける対象の基準をこう述べています。
見捨てる対象
・自分で工夫や努力をしない人
・出すべき成果を出していない人

助ける対象
・本当に能力が低くても、その能力で最大限できることをする人
・最低限の利益を自分にも周りにも還元できる工夫をする人

人間関係を良くするには

どんなビジネスでも他人の存在は欠かせません。たとえ1人で仕事をするにしても、お客さんという他人しかお金を運んできてはくれません。
そんな切っても切れない人間関係を良くする考え方

誰にでも好かれようとすると、どうでもいい存在になる

簡単に言うと「八方美人を辞めて嫌われる勇気を持ちましょう」ということです。誰からも好かれようとする人より、好き嫌いをはっきりさせている人のほうがファンが多いのではありませんか?(もちろんアンチも多くなりますが。)

書評

タイトル詐欺感が強い。
インパクトのためとはいえ「バカは最強の法則」というタイトルにも関わらずバカの話は最初の1章のみ。

「バカであることはなぜいいのか?」と思って手に取る方も多いだろう。開いてみたらバカの話は最初だけ、では詐欺と言われても仕方ないのでは?「バカ」を軸に話を進めるか、タイトルを変えることで詐欺感がなくなると思う。

とはいえ内容は真っ当で勉強になる。決して突飛な考え方をしている訳ではなく、むしろ恐ろしいほどに現実的に物事を考えている。だからこそ共感・納得できる部分が多い。

まとめ

「まんがでわかる バカは最強の法則」

オススメする人
・ホリエモン(成功者の1人)の考え方を学びたい方
・これから自分でビジネスを始めたい方

オススメしない人
・「バカ」がなぜ最強なのかを知りたい方(立ち読みで十分)
・ホリエモンが嫌いな方
・嫌われる勇気が持てない方

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