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【書評】鍵山秀三郎「一日一話」

「鍵山秀三郎って誰!?」と思われる方もいると思います。皆さんご存知のイエローハットの創業者です。

今回はそんな鍵山氏の考え方を吸収することができる本「一日一話」の書評をしていきます。

どんな内容?

一日に一話、合計365日(365個)の鍵山氏のエピソードから考え方や行動を学ぶ本です。
主に経営者としての考え方、仕事に対する考え方、掃除に対する考え方、自分の考え方やエピソードといった内容になっています。

書評

かなり人を選びます。

一話は10行程度の短い文章でまとめられており、経営者としての考え方や仕事に対する考え方は今すぐにでも取り入れられると思います。


問題なのは掃除についてです。


掃除そのものについては毎月2~4回ほど話があるのですが、そのうち1~2回は「素手でのトイレ掃除はいいぞ」という内容になっています。
ここに抵抗感を示す人は結構な数になるのではないかと。

鍵山氏を全面的に尊敬している、素手でのトイレ掃除に抵抗がないという方はこの本を100%有効活用できると思います。
しかし、現実的に考えてそういった方は少ないでしょう。

「素手でトイレ掃除?こんな事言うヤツの話は聞けないわ」

と思う方の方が多数派だと考えられるので人を選ぶという評価にしました。

まとめ

鍵山秀三郎「一日一話」
オススメする人
・鍵山氏を心から尊敬している方
・成功している経営者の考え方、行動を取り入れたい方
・素手でのトイレ掃除ができる方

オススメしない人
・トイレ掃除を素手でする人に抵抗感を持っている方
・特定の誰かだけでなく、たくさんの成功者の考え方が知りたい方

鍵山氏を語る上でトイレ掃除は欠かせないのですが、一般的に抵抗感を持つ方のほうが多いので万人受けしないという評価に。
しかし、トイレ掃除の話に目をつむれば得られることは多いです。

おまけ

365個ある話の中で1話だけ理解に苦しむエピソードが有ります。「ほんと?」と思う方はぜひその目でお確かめください。

「おいおいおいおいおい、ダメだろ!」
というのが私の感想です。



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