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2021年

2020年、人類は試練の年となった。
「試練」「我慢」「前向き」「チャンス」「仕方ない」
必死で前を向こうと絞り出される言葉に心が追い付かず、
それでもそれを口にすることをたくさんの人が躊躇ってきたと思う。

オリンピックをはじめとする国内外の大会
学生の文武全国大会
2年前から休止を宣言し計画していたアイドル、関係者、ご家族

生活の殆どをその日に結果を出すために捧げてきた人たちの悔しさを
少し想像するだけでも心がギュッと痛くなる。

メディアで取り上げられるようなことだけでなく
1人1人の周りに大なり小なり悔しい思いが積み重なってきていると思う。

命がけで対応にあたる医療従事者。
最期に立ち会えず遺骨になって帰ってくる家族。
そんな方々のことを思うと
「自分の悔しさなんて大したことないじゃない。」
そう思うのが普通でしょ?
という刷り込みで溺れてしまう人がこの先出てきてしまうのではないかと
最近考える。

心の状態は明確に目に見えるものではない。
同じ出来事があってもダメージを受ける大きさは人によって異なる。
未知のウイルスが出現して1年。
みんなよく頑張った。我慢した。悔しい思いを飲み込んできた。
そろそろ、思いっきり外に開放する時があってもいいと思う。

自分より苦しい思いをしている人がいるのはもちろん理解した上で、
今のモヤモヤした感情を吐き出してもいいんだよ
と言える世の中に2021年はなってほしいと願う。

思いっきり涙を流すことでもいい
すこし汚い言葉でワーっと声に出すのでもいい
不用品をぐしゃぐしゃに壊すでもいい
内に溜め込んだ悲しい思い悔しい思いを発散することを許容できる空気が
今の日本に足りていないのかなと最近強く思うようになった。

2021年は
・コロナ禍に対応すること
・リスク回避策を考えておくこと
は当然のこととされるだろう。

「コロナだからできなくて仕方ない」
これが通用するのはもう昨年で終わっている。
その先を考え実行していく能力が求められる。

変化に対応すること、先を見越して行動すること、
はこれまでやってこなかった新しい取り組みにチャレンジすることになる。
うまくいかないことも、批判を受けることも多分にある。
それでもその覚悟を持って前に進める人を心から尊敬するし、
私もそうありたいと思っている。

「もしうまくいかなかったら〇〇〇しよう」
・資金を貯めるために日雇いバイトしよう
・関係者に頭を下げて回ろう
・次のアクションプランでいこう など
ダメだった時の覚悟を一旦持つと、
難題もそんなに大したことないように思える時がある。

2021年はそういう覚悟とアクションの繰り返しになるのでは?
と思っている。


私も昨年までと同じことはしないと決めています。
毎年この時期ワークショップの準備していたな
イベント出展の作品作ってたな
なんてことはすべて白紙にして年間スケジュールを立てています。

月間目標だと短かすぎるので、
良かった時も良くなかった時も振り返りやリカバリーが追い付かない。
時間もお金も年単位で考える方がコントロールできてオススメです♪

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