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ハンドボール講習会 結

ちまたでは、コロナウイルスの影響が落ち着いたら、うちも講習会やりたいなという話題でもちきりだそうで…僕のnoteによってハンドボール講習会ブームが巻き起こっているようです(願望)。

ハンドボール講習会シリーズの最終回です。今回は、講習会にまつわるエトセトラということで、周辺のプチ情報をまとめておきます。講習会を開催するにあたって、ハードルになりそうなポイントについてまとめておきます。


①費用

謝礼は事前に打ち合わせをしてしっかり支払いましょう。お金の話はしにくいかもしれませんが、はっきりさせておくべきです。いいものを得るためにはお金がかかるのです。

現在は、公的なお金を引っ張ってくる方法を考えないといけないなと思っていますが、ノーアイデアです…誰か詳しい人教えてください。

部活動をベースに発展してきた競技なので、ボランティア精神によって支えられてきました。指導にお金を払うということに抵抗があるという人もいるかもしれません。(僕はハンドボールや学校教育におけるボランティア精神は制度上の搾取だと思っていますが)

著作権の考え方の根本には、著作者の努力に報いることで文化の発展を願うという発想があります。スポーツであっても同じです。人生をかけてチャレンジした人に金銭という具体的な形で敬意を払うべきですし、ハンドボールにお金を支払うということが、次のハンドボールの発展につながっているのです。

謝礼の額は、指導者によってまちまちです。実業団チームの社会貢献事業としてお願いすることができるかもしれません。

謝礼以外に、交通費や宿泊費などの経費がかかることもあります。こちらから「謝礼として○○円考えています」と提示することも可能ですし、相談すれば経費などの見積もりをはっきり言ってくださる方がほとんどです。

必ず事前に相談しましょう。


②連絡

これは講習をお願いする方にもよると思うのですが、FacebookやTwitterなどのSNSを利用して、思い切って連絡をしてみてください。もちろん、知り合いの知り合いという形や日本リーグの観戦に行って直接相談するという方法もあると思います。チームのHPに講習会情報を上げている方もいらっしゃいます。

思い切って連絡してみると、スケジュール調整などの相談に乗ってくださいます。


③日程・会場調整

僕がいつも一番苦労するのが、会場の確保です。うちは学校の体育館が使えないので、雨天時を考えると公共の体育館を予約しないといけません。(雨天時は講義に変更して対応してくださることもあります。そのあたりも相談です。)

逆に体育館が取れていて、その日に来ていただける講師の方を探す場合もあります。体育館の抽選結果と講師の先生のスケジュールとを見比べながら日を設定します。他校の選手にも声をかける場合は、学校行事などのスケジュールも気にしながらになってくるので、体育館が使えるということはひとつポイントになるでしょう。


以上でハンドボール講習会シリーズは終了です。一流との出会いは、選手にとって大きな刺激になります。コロナウイルスによって選手は様々な我慢を強いられていると思います。状況が落ち着く時期に、憧れの人を招く講習会を企画して、モチベーションに繋げてあげるというのはどうですか。

ハンドボールを通して生徒の成長にちょっとでも刺激を与えられたらいいな。

安井直人


皆さんのサポートで、ハンドボール普及のためのイベント企画やハンドボールに付加価値をもたらすアイデアを広めていきたいと思います!よろしくご支援ください。