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次の世代へ

 何日か前に、3年生の最後の大会を終えました。
 今回のチームは、私が赴任してわずか2か月の間、指導をすることになったチームでした。しかも最初の1か月は、外部コーチの方がメインで指導をされていたので、実質1か月。この子たちがこれまで築きあげてきたスタイルをそのままに、個々の能力を活かしながらどうやって戦えるチームを作るのか、すごく考えました。そして、急に赴任してきた先生が与えるその練習を受け入れてくれるのか、不安が大きかったです。
 そんな中、3年生の生徒は快く私の指導を受け入れてくれました。いつでも前向きに、楽しそうに練習に取り組む3年生に感謝です。
 試合が終わった後、あいさつに来てくれた3年生に、感謝の気持ちを伝えてお別れしました。
 教員になって、指導者としてハンドボールを教えて10年以上たちますが、子どもたちから学ぶことは多いです。私もあの子たちのように応援したくなる人になりたいです。

 私が指導に不安を抱いていた原因の一つに、「この子たちは勝ちたいのか、楽しみたいのか」という部分がはっきりしなかったところがあります。指導者とプレイヤーが目標を共有できるように、次の世代では指導に迷いをなくせるように、新たなスタートをきります。

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