教え子の結婚披露宴に参加して自分を見つめなおすことができた
先日、10年以上前の教え子の結婚披露宴に参加しました。
当日会った教え子は、その時の私とちょうど同じ年齢になっていました。不思議な縁だな。と感じます。
披露宴が始まってから、当時の教え子たちが友人として参加していたため、昔話で盛り上がっていました。ふと周りを見渡すと、招待されていた友人は、その年に担任をした学級の生徒がほとんどでした。
そこに気が付いてから、「自分がなぜ今ここにいるのか」を考え始めてしまい、ぼーっと過ごしてしまったのを今では残念に思っています。
人生に1回しかない大切な日に、招待したくなるような関わりを、いまの生徒とできているだろうか。と考えると、良くも悪くも生徒と距離ができていることを感じました。昔はもっとがむしゃらに、生徒と真正面からぶつかって言いたいことを言っていたことや、生徒と思いっきり笑って冗談を言い合ったりしていたこと、放課後の仕事の時間をつぶしてまでこの子たちの悩みにつきあったこと、卒業してからも、会いに来てくれたこと、就職が決まった時に連絡をくれたこと。
今関わっている生徒とは、ここまで深いかかわりはできていないです。それは私が自分の時間を確保するために意図的に距離を置くようにした結果ですが、「学校の先生」は、子どもたちにとって大きな存在なんだな。と感じる1日になりました。
ひとりの人間として子どもたちと関わった、昔の自分を尊敬して、今日からもう少し、生徒と正直から向き合ってみることにします。
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