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開催報告:羽田干潟体験会「羽田の干潟で遊ぼう!」

HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)エリアマネジメント委員会事務局では、HANEDA INNOVATION CITY(以下、HICity)で季節ごとに行われるイベントにも参加しています。2023年5月20日(土)に開催した、羽田干潟体験会「羽田の干潟で遊ぼう!」の開催報告です。


≪イベント内容≫

多摩川の歴史と干潟の生き物を学ぶ講座と、干潟の観察体験会がセットになった、ワークショップです。双眼鏡を使って野鳥を観察し、干潟に入って生き物を観察し、体験会終了後には、環境保全のための清掃活動にもご協力頂きました。多摩川の歴史や、やって来る生き物たちについて、近くで暮らしていても知らないこともたくさんありますね。

干潟に入って生き物を観察しました

参加費は、ひとり500円。定員は先着20名でした。保護者の方とお子様でご参加頂きます。(保護者とお子様複数名での参加の方もいらっしゃいます。)

≪講座の様子≫

講座の会場は、HICity Zone K の一室を使用しました。
講師は、一般社団法人地域パートナーシップ支援センター理事長の小野紀之さん。講座と共に、野鳥観察や干潟体験にも同行して、いろいろなことを教えてくださいます。

講座では小野さんが資料を作ってくださって、それを見ながら行いました。

たくさんのことを教室で学んだら、いよいよ観察会と体験会が始まります。全員に貸出をした双眼鏡を持って出発です。
双眼鏡を覗いたまま歩くと危ない、陽の光をレンズ見ないなど講座で習ったことを守って多摩川下流へ向かいます。

全員で移動中。講師の小野さんと共に、サポートをして下さる方もいらっしゃるので心強いです。

≪野鳥観察の様子≫

野鳥を観察できるエリアに到着しました。双眼鏡の使い方を教わり、野鳥観察スタートです。みなさん、多摩川に来る野鳥を観察することができました。

まずは分かりやすい場所にいる野鳥を見て双眼鏡が正しく使えているか確認します。

≪干潟体験の様子≫

続いて、干潟に向かいます。海に近い多摩川下流域では、潮の満ち引きで、大きな干潟ができます。干潟に入って、生き物たちを観察してみました。

多摩川下流は時間によって大きな干潟が広がります。

カニもいます。また、鳥たちの足跡が干潟についているを見つけると、その形が可愛くて、なんだか癒されました。

ケフサイソガニを見つけました。

大人も子どもも楽しそうでした。東京でも、自然と触れ合える場所は、たくさんあります。

干潟にはたくさんの生き物がいます。小野さんに特徴を教えてもらうこともできます。

観察した生き物たちは、干潟に戻します。

≪清掃活動≫

最後に、野鳥や干潟で暮らす生き物たちに、今日は楽しく過ごせたお礼と暮らす環境をよくするために、清掃活動をしました。

みなさんで手分けして清掃をしてくださいました。

多摩川下流には、たくさんのゴミが流れ着いてきます。水辺の河原に目を凝らすと、ごみがたくさんあることに気がつきます。ペットボトルなどのごみだけではなく、タオルなどの日用品が見つかることもあります。

集まったゴミの一部です。

参加したみなさんは、時間の許す限り、清掃活動にご協力くださいました。

およそ2時間15分のイベントは無事に終了しました。
ご参加頂きましたみなさん、ありがとうございました!

ご参加頂いた方からは、このような感想を頂きました。

・身近な自然を体験する良い機会になりました。有難うございました。

・カニの特徴をハサミ、目など部位ごとにの観察ポイントを紹介して頂いた点や、5分じっくり観察すると食事の行動が見れるという点、初心者には参考になりました。

羽田みらい開発株式会社エリアマネジメント事務局では、HICityにお越し頂き、施設と羽田周辺エリアの魅力を発見して頂けるイベントを定期的に開催しています。

イベントの開催告知や、開催報告もnoteで行って参りますので、どうぞ、よろしくお願いします。

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