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[連載小説] ここまでの振り返り③


「アーネスト」のストーリー小説の、
ここまでの振り返りその3です。

👆まだ読んだことのない方は、こちらからどうぞ^^👆



今回は、話の展開の振り返りで
書いていこうと思います。🌝💻

それではどうぞ↓↓


………………………………

第1部の中盤の展開で、
職員室~図書室にかけてのシーンがありましたが、

(↓こちらの3つの回ですね🙂📚)





じつは この場面の文章づくり。

結構 何度か書き直したり、書き加えた場面でもありました。😅
(トキハルの心情などが、細かく変化していったりと…。)


では、せっかくですので、
その職員室~図書室にかけての場面が
どのように文章が変わっていったかを、ここで紹介してみます。👋

創作ウラ話的な感じで見てもらえましたら😊


………………………………

まず最初の段階では、


「職員室で会話が聞こえてくる」→「図書室に行く」→「ハヤトの眠っている理由が分からない」→「でも気持ちを取り戻して、図書室をあとにする」


👆ここの、展開そのものは同じですが、
1回目の書いた場面では、


トキハルが、職員室の場面で、

ぐうぜん会話が聞こえてきて、
何か役立つ情報がないか、「わざと」立ち聞きして残っていた。


(…で、職員室を出ていくときも、盗み聞きをしたような
ちょっとした罪悪感の気持ちで出ていくという…。)


→…でも、この動機のシーンだと、
振り返ってみて、ちょっと主人公の性格っぽくないというか…。(^-^;💦


トキハルの行動にしては、ちょっとせこい?感じがしてしまったので、
2回目の文章づくりの展開では、

「わざと、自分から」聞いていたのではなく、
「偶然、思わず」そのまま
聞き耳をすませていたという形にしました。👂


(そうして、職員室を出る場面でも、
「罪悪感から職員室をあとにする」だったのが、
 ↓

「ハヤトが眠っていることが、
周囲に知られちゃったら……!!大変だ……っ!💦」という、

焦りの気持ちに、トキハルの心情も変化しました。)


↑それを促す1人の先生の会話も、
あとから書き加えていきました🙍🏻‍♀️


これで、ハルが職員室→図書室に行くまでの
葛藤やら場面の動きなどが出てきた感じですね📚🚶🏻‍♂️

………………………………


さて、職員室の場面は
そういった具合で、つぎは図書室でのシーンです。📚


図書室の場面での、トキハルの場面描写の変化が、

………………………………

1回目・ハヤトの眠っている原因が分からない、ことで落ちこむ。
(1回目ではシンプルな展開でした💭)
 
・これにちょっと
気持ちの感情を足して、

2回目・ハヤトが眠っている原因が分からない、と知り、
トキハルが、心が弱い自分自身にたいして落ちこむ。😧
(もっと心が強くなりたい…!と思い始める。)


・1回目の場面だと やや打たれ弱い感じが
出ていたので、そこに「強くなりたい…!」という
自分にたいする気持ちを付け加えました。(某キメツの歌のように 笑)

3回目・ハヤトが眠っていることに対して、
自分は何もできない、役に立てないことに落ちこむ。

(自分はハヤトの友達なのに、こんなに弱いだなんて…!😣💦
もっと強くなりたい……!と切望をする。)


・ここで職員室の最後の場面が変化して、
(ハヤトが眠っていることが、周りに知られちゃったらたいへんだ…!)
というハルの気持ちが加わりました。

そのため、ハヤトや、ハヤトの両親のことを
気遣ったり、思いやる気持ちも出てきてますね。💛


(望まない形で注目されたくない…!)という
葛藤なんかも出てきています🙂


……………………………………………


何度も書き直したことで、最初はその先の
ハヤトとの回想シーンも部分的な会話のみで書いていたのですが、


場面がよりもっと細かくなったことで、
回想シーンの量も増えて、
「1つ前より印象的な場面が出来たかも……!」と自分でも
思える文章になりました🌝🌝


あとに書き加えたものになるほど、
トキハルの心情も、ただ「悲しい」とか「落ちこむ」とかだけじゃなく、
もっと様々な感情が出てきている感じですね。🙂 ふふふ。
…………………………………………

いまのところ、第1部では
ハヤトは回想シーンでの登場ですが、
今後の展開では……??

それでは、今回は、ちょっと長めに
話の流れや構成・場面づくりの変化の振り返りでした👋


次の更新にて、振り返りの更新もラストです!😊
次回もどうぞよろしくお願いします。

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