アジア選手権vsイラン『元木 博紀様、ありがとうございます』
こんにちは。
福島ハンドボール研究所です!
昨夜、ハンドボールアジア選手権イラン戦が行われました。
25-23(11-12)、後半20分で逆転し、勝利となりました!!
記事名にもある通り『元木 博紀様、ありがとうございます』この一言に尽きます。
3つのトピックスで試合を振り返っていきます。
文字数と同じ言葉が重複してしまうため選手名について敬称略でいきます、ご容赦ください🙇
・元木 博紀 圧巻のプレー アジアNo.1RW
前半の連続2本サイドシュートで点差を離されずキープ、後半は同点や逆転に繋がるサイドシュートを全て決めました。
OFが手詰まりになる場面が多く、厳しい状況でシュートを打つ場面もありましたが…
『サイドシュート5/5で100%の決定率』
これはもう、ありがとうございます以外の言葉がありません。
このレベルのRWがいるなら、シュートチャンスを増やして7/10をお願いしてもいいんじゃないかと思います。
・終盤のDFの粘り、GK坂井の意地
ゲーム終盤、イランの得点が止まった事が日本勝利の大きな要因となりました。
あまり言いたくはないのですが、終盤までとにかくGKが当たらなかった……(私自身プレーする時はDF3枚目に入る事が多く、ロングミドル決められる時はDFのプレッシャー不足も原因の一つと考えているからです)
セーブしてもリバウンドが相手に取られたりと、ついてない面もあり上手く波に乗れていなかったように見えました。
しかし、後半15分頃にOFチャージ2連続とシュート枠外、坂井のセーブでイランの得点が止まりました。
坂井の終盤連続セーブはGKとしての意地を感じました。
やはり、逆転するにはDFターンオーバー・GKセーブは必須である、GKのセーブ一つで流れは変わってくると再認識する試合でもありました。
・OFの意図見えず、安平不在の影響大
安平不在時のOF、誰が引っ張っていくのか
ゲームを通して意図が見えづらいOFになりました
イラン戦はとにかくOFが機能してないように感じました。前半10分ほどで安平が負傷で離脱した影響がモロに出てしまいました。
それまでは部井久のミドルロング、カットインと安平がコントロールして得点を重ねられていました。
安平離脱後はミドル・ロングが悉くGKにセーブされ、一対一の突破もほとんどない。
パッシブになる場面も多かったです。
DFとの距離が近すぎるのはもちろんNGですがBPの縦に突破する回数が少ないのが気になります。
片側にDFを寄せて逆側で1対1を展開できる場面も何度かあったんですが、そこで横に流れて意味のないクロスor DFに止められるという場面が気になりました。
そこで攻めきれないとDFも寄らないし効果的な展開もできないですからね。
得点ができないので後半序盤から7人攻撃を行いましたが、どうやって得点を取りたいのかが見えてこない。
サイドなのかPVなのか、BPのカットインミドルなのか全て中途半端。
終盤にかけてアウトへの攻めがなく、全てインに入っていくようになっていました。
OFは早急に改善が必要です。
とは言え、このようなゲームを勝ちきれたのは大きいです。状態が良くない中でも感じて勝ち切る事ができる、そういった強さが今の日本にはあるように思えます。
今日のUAE戦の勝利も期待しましょう!
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