人生初MRIの話
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いきさつ
初詣で神様に「今年もよろしく!」くらいで手を合わせたのがいけなかったのでしょうか、新年早々なんか頭が痛くなりました。
例年に違わず酒正月、加えて仕事も娯楽もデスクワークで画面見っぱなしという悪条件はしっかり揃っておりまして、そら頭も痛くなるよな…と思いつつしばらく放置。
すると最初は左後頭部と首だけの痛みだったのが
徐々に広がり悪化し、最終的には動くとズキズキ痛い、動かずともジーンと鈍痛という酷い感じに。普段頭痛持ちでもなんでもないのでちょっと不安に。
オミクロンがじゃま
今回の頭痛には常備薬のEVEも効いてくれず、流石に生活に支障が出るので病院へ行こうと決意。
しかし、最近の病院はどこもオミクロン絶対許さないマンになっていました。私はわりかし平熱が高く、さらに風邪を警戒しめちゃくちゃ厚着をしていたため脳神経外科の受付で熱が37.0度出てしまい門前払い。
仕方なく内科を受診し、オミクロン疑いを晴らして今日やっと脳神経外科受診出来ました。
こちらの話をゆっくり最後まで聞いてくださるタイプの先生で、話もわかりやすくありがたかったです。せっかくなので検査も受けてしまうことにしました。
初 MRI
髪セットバッチリやのに体毛ゴリラの白衣おっちゃんに身包み剥がされ、テレビやらでよく見るMRIの機械に寝かされます。
耳の横にスポンジが入って周囲の音は聴こえにくくなり、頭もかっちり固定されて被せ物して、無機質なトンネルに吸い込まれていきます。
大きな音が鳴ります、とはおっちゃんに言われたものの、奥でうっすらとカノンが流れるくらいの室内、密閉空間、案外心地良くてウトウト。しかし、刹那、
「ブー!!!!」突然、劇場で幕が上がる時みたいな大音量。完全にビビらせに来てます。
MRIについてなんも調べてなかったんですが、本当にずっとデカイ音が鳴る検査でした。耳横のスポンジは固定のためで、遮音って感じじゃなかったです。
サラウンドで音が迫ってきます。あらゆる方向で劇場の幕が上がったかと思えば、DTMのリズムパターン素材集みたいなの延々と聞かされたり、一つの音源がループしてだんだんエフェクトトラックが重なって行ったり、突然単音に戻って半音に満たないくらいのピッチ上下したり。全部でかい音。20分。
そんなんで眠れるわけないので、やることといえば、それらの騒音を音楽と解釈しようとすることくらいで、いえ、もちろん無理で。検査中リズムを取れるわけでも、歌えるわけでもなしに。
ただ、なんとなくホラーみがあるなと思いました。不快な方向とはいえ結構感情を揺さぶられたので、VRとかで深夜病棟の MRIに入るとかあったらトラウマモノだと思いました。ガチで医療に支障が出るのでやめたほうがいいと思いますが。サラウンド感と音圧で、没入体験してる!って思いました。笑
終わった時はホッとして、誘導してくれるゴリラおっちゃんが天使でした。
結果は…
なんも異常なしでした。最初にそう言ってくれたので、純粋に知的好奇心で結果を見れました。自分の顔が丸裸に、というか切り刻まれてる映像は面白かったです。詳しく解説してくれて、俺の中身も所詮よく見るやつなんだな〜と思いながら見ていました。
なんかいろんな種類の撮影の仕方があるみたいで、副鼻腔炎やら、なんとかっていう頸動脈じゃない方の動脈の剥離やら、そういう今の症状からあり得そうなヤバ病気の筋を消してくれました。
結局は一般的な緊張型頭痛か偏頭痛だろうということで、ロキソニンと筋肉やわやわ薬みたいなので引き続きなんとかしていく感じになりました。
まとめ
やっぱり普段出てない異常が出ると焦りますが、検査できるってのは安心にも繋がって有難いです。あとははやく治ることと、慢性化しないことを祈るのみ。
神様、今年もよろしく!
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