既に取り組んている自社のSDGs貢献を効果的に洗い出すための5つのコツ
【既に取り組んでいるSDGs貢献の洗い出し】が企業のSDGs推進の第一歩であるとしばしば言われますが、実際どのようにやれば良いのでしょうか?
私自身も当初はかなり悩みましたが、考えた末に実践した【ある方法】は奏功しました。
要点だけ知りたい人はTwitterへ🐤
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地方中小企業転職1か月で100万、5か月で500万のSDGs企画を通してきた【教科書にないノウハウ】を配信しています。
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当初は以下のような疑問がありました。
さらに当初の私の場合は、中途入社してきたばかりだったということで、自分の会社のことを良く知らないというハンデもありました。
新参者なりにどうすればよいかを考えて【ある方法】を試した結果、
既に取り組んでいるSDGs貢献を洗い出すことができただけでなく、多くの社員を巻き込み、意識を高め、その先のSDGs推進に目を向けてもらうといった多くの副次的効果を生み出すことができました。
その方法を以下で解説しますので、よろしければぜひご覧になってみてください。
推進委員会なるものを立ち上げるかどうかは各会社次第ですが、要は【洗い出し作業は複数の社員でやるのがおススメ】ということです。
中小企業におけるSDGs推進委員の立ち上げや運営方法についてはまた別の記事で解説していく予定です。
わが社は中小企業といっても従業員200名規模の企業ですので、一応部署がいくつかあります。
各部署から選出されているSDGs推進委員に対し、
しかしこれだけだと不十分なので、他にも以下のようなアナウンスを流しました。
こうすることで、自社に埋もれているSDGs貢献活動を最大限洗い出すことができます。
例えAさんが「SDGsとは関係ないな」と思っていても、
Bさんからみたら「それって目標〇〇に貢献するんじゃない?」といったことも往々にしてありますので。
長さ15センチくらいの大きなポストイットとマジックを用意し、それをSDGs推進委員に予め配布しました。
こうすることで皆が同じ形でメモしてくるので、まとめる側としては非常に楽です。
また、委員会会合当日にみんなで話し合いながら分類したり、並び替えたりする作業もし易いです。
模造紙などに貼って写真を取ればそれだけで議事録になり、社員全員への共有も楽になります。
部署ごとにポストイットの色を変えるというのも有効だと思います。
これにより、SDGs活動を集めるハードルを下げる効果もありますが、最大の目的は別にあります。
委員会当日に、集めてきたSDGs活動が17の目標のどれに貢献しうるのかをみんなで考えるというアクティビティをやりました。
これはすごく効果的でした!楽しみながら17の目標や169のターゲットについて楽しく触れる&学ぶことができました。
このアクティビティの準備として必要なものは、①1から17までの数字が書かれた模造紙と②SDGs17目標&169のターゲットの一覧です。
②についてはなんでも良いのですが、参考までにいくつか事例をあげておきます。
これらの準備、委員会でのアクティビティを経て、自社が既に取り組んでいるSDGs貢献活動を洗い出すことができました。
アクティビティの成果を見て、「ウチの会社は目標〇への貢献度が高い」とか、「目標13,14,15等の環境関連への貢献が弱い」とか、
視覚的に見える結果を共有すれば、それだけで立派な報告になりますね。会社の性質が見えたりして興味深いです。
なお、私の場合、結果を後日エクセルで整理して、役員会、全社員に共有しました。
もちろん、SDGsの専門家の目でみたら、間違った理解をしている部分もあると思います。
ですが、それでいいんです。
【SDGs感ゼロだった中小企業の、SDGs推進の第一歩】としては十分すぎる一歩です。のちのち大きな自信に繋がりますから。
よかったらぜひ参考になさってみてください。
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最後まで読んでいただき本当に本当にありがとうございました!
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