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スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」@新橋演舞場に行ってきました!(速報版)

スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」に行ってきました!
まだ興奮さめやらぬ状態ですが、
皆さんにぜひともオススメしたく、
速報版としてアップしました。
(語り尽くせない部分はまた後日アップするかもしれないです。)
※感想をアップしてます。
 この記事の末尾をご覧ください。

歌舞伎を観たことない人にも、
外国からのお客様にも、
全人類にオススメできる、
絶対に観てほしい作品です!

難しいことは何もありません!

(日本語がわかる方なら)
イヤホンガイドはなくても楽しめます。

今回は、オススメの座席もお伝えするので、
ぜひ、ご検討ください!!!




前提

スーパー歌舞伎とは?

「スーパー歌舞伎」とは、
昨年亡くなった市川猿翁さんがお作りなった歌舞伎のジャンルでして、
古典歌舞伎にない演目
古典歌舞伎とは異なる演出方法
などが特徴のものです。

最近よく上演される新作歌舞伎(ファイナルファンタジー、風の谷のナウシカ、ワンピース、など)の原点とも言えるものです。

「ヤマトタケル」は原点です。

「ヤマトタケル」は、
スーパー歌舞伎の第一作として作られたもので、
元祖中の元祖です。

初演当時は、いろいろ世間の批判もあったようですが、今ではある種伝説的な演目になっているのではないかと思います。

今回は、
市川猿翁さんのお孫さんの市川團子さん、
中村隼人さん、
のお二人がダブルキャストで主演を勤められます。

あらすじ

ざっくりのストーリーをご紹介。

主人公の小碓命(のちのヤマトタケルです。以下、「ヤマトタケル」と言います。)は、大和の国の皇子。

ある日、ヤマトタケルは、兄の大碓命を誤って殺してしまいます。
そのせいで、父である帝の不興を買い、次々と敵国を征服してくることを命じられます。

ヤマトタケルは、帝に許してもらいたい、愛してもらいたい一心で戦いに明け暮れます。

元々は、心の優しく謙虚な人間だったヤマトタケルは、良くも悪くもどんどん変わっていく。

で、この変わったことにより、結末を迎えるのですが、ネタバレになるので、私のご説明はここまで。

「いや、先に結末まで知ってから観たいよ」
という方はこちらをご覧ください。

見どころ

私が観たのは、
中村隼人さんがヤマトタケルをやる回です。
(贔屓なんで。)

見どころは、、
隼人くんのすべて!!!!
と叫びたいところですが、
それでは答えにならないので、真面目に。

豪快な立ち回りが随所にあり、
刀、槍、素手、など、
いろいろな種類の戦い方をしているので、
観ていて楽しいです。

また、
セットを壊したり、樽を投げたり、
とにかく派手な演出があり、
飽きさせない工夫があります。

あとは忘れちゃいけない、宙乗りです!

かと思えば、
現代語のセリフで感情を表現されていて、
役者さんたちの演技も相まって、
感情移入でき、
泣けます。

私は、3幕すべてで泣いています。
歌舞伎でこんなに泣けることはあんまりありません。

注意点

普通の歌舞伎とは違います。

これは、「スーパー歌舞伎」です。
オーソドックスな歌舞伎とは違います。

オーソドックスな歌舞伎をイメージすると、
腰を抜かします。
そこはご注意を。

※オーソドックスな歌舞伎をご希望の方は、ぜひ、歌舞伎座の2月大歌舞伎へ!

座席の選び方に気をつけて!

この演目では、
最後の最後のヤマトタケルのセリフ、
「天翔ける心、それが私だ!」
が目玉中の目玉です。

これ、花道が見えない席に座ると、
「声は聞こえるけど、ヤマトタケルの姿は見えない(モニターに小さく写ってるのを観るしかない)」
という、悲劇的なことになります。

新橋演舞場の構造上、
2階席と3階席の左側の席だと、
花道は見えません。

一度しか観ないであろう方々は、
そちら側は避けることをオススメします。

なお、この演目では、宙乗りがあります。
※宙乗りは、現代劇だと、フライングという、客席の上を飛ぶやつです。
博多座のものですが、説明があったので、こちらをご参照ください。

宙乗りしてくると、
ヤマトタケルは客席左側に来ますので、
その点では近くに感じられるので、
ヤマトタケルの役者(隼人くんや團子くん)の贔屓の方は良いですが、
一般向けではありません。

オススメの座席

私のオススメの座席は、
3階A席のうち中央より右側。
or
2階A席
です。

3階A席ですと、
右の方の席だと、花道の端の方をかろうじて観ることができるので、
最後の最後のヤマトタケルのセリフの時、
役者の顔は見える。
また、ステージは見きれなくほぼ全体がみれるので、そこそこオススメです。

一方、2階A席ですと、
花道はばっちり見えますが、ステージの右端が少し見切れます。
個人的には、メインストーリーの観点からは問題ない程度の見切れだと思います。

どちらの席種も残り少ないので、
迷っている方はお早めに!

なお、隼人くんは、2月しか出ませんので、
「英實の贔屓の人の方を観るか」という方は、お早めに。

↓チケットはこちらから。

では、たたみます!

※感想をアップしてます。

気ままに感想をアップしてます。
気になる方は、こちらを。

今度こそたたみます。

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