見出し画像

【はなごと】映画「夜明けのすべて」観てきました。

先日、「夜明けのすべて」を観てきました。
ざっくり感想です。

ざっくりなので、「はなごと」で。
ネタバレ的なものもあるのでご注意を!

あらすじ等はこちら↓

原作は、
それぞれの病気との向き合い、
劇的な展開はなく穏やかに進み、
穏やかに終わり、
ちょっと明日は頑張ってみようかなと、
心が暖かくなる。
そんな作品です。

映画は、
途中から原作とは全然違うお話になりますが、
原作の空気は残っており、
これはこれでありかなと思う内容でした。

原作より映画の方が、
藤沢さん(上白石萌音ちゃん)にスポットライトが当たっていて、
山添くん(松村北斗くん)はそのパートナーという雰囲気。
主演は上白石萌音ちゃんで、助演男優が松村北斗くんという感じ。

また、
二人の勤め先の社長さんや山添くんの元上司について、
より人物が深く描かれていたかと思います。
(一部は原作にない設定になっています。)

個人的には、
折角藤沢さんと山添くん以外の人物のバックグラウンドを描くなら、
もう少しその人たちの人生を感じたかったなと思いました。

また、
最後に藤沢さんが会社を辞めるのも、
病気をしたお母さんの介護が目的のようではありますが、
なんだか納得できず、
もやっとしました。

「えっ、山添くんと離れて、事情がわかっていない会社行ったら、PMSの症状でたら困るじゃん。どうするつもり?」
と。

あと、
山添くんの近くにいた女性は彼女なんだろうけど、
なんだかよくわからない登場のみで、
「この人、必要?」
と思ってしまいました。

と、まぁ、モヤモヤは残るのですが、
ふわーっと温かい気持ちになれる映画ではありますし、
パニック障害やPMSの理解の一助にはなるかと思います。

穏やかな映画を求めている方にはオススメです。

では、たたみます。

この記事が参加している募集

映画感想文

よろしければサポートをお願いします! いただいたサポートは、その後の記事のための観劇費用、資料代等に使わせていただきます!