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結婚式準備から見える男女の心理の違い

「結婚式の準備を始めたけれど、意外にも足並みが揃わない…」。そんな悩みを抱えるカップルは多いのではないでしょうか?

こだわるポイントがあまりにも違ってしまったり、準備へ注ぐ熱量が違ってしまったり…実は、それには男女の本質的な違いが関わっているのかも!?

そこで今回は、男性と女性の心理の違いから、結婚式の準備で起こりやすいすれ違いの原因を紐解いていきます。

すれ違いの原因は?

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新婦はドレスに熱を上げているけれど、新郎は呆れ顔…逆に彼は式場の機材にこだわって…お互いに「それ本当に必要ある!?」と思わずにはいられないこだわりの違い。それには、男女がそれぞれ大切にしている価値の違いが関係しています。

外向きのベクトルで物事を捉える男性にとって、最も大切なのは客観的な評価。他人に勝つことや成功することに価値があるので、結婚式でもゲストから「素晴らしい式だった」と認められることに重きを置きます。

そのため、こだわりのポイントは個人の衣装よりも式全体の出来に関わる格式や料理になりがち。また、女性に比べ費用の面を気にする方が、とても多い傾向もあります。

一方“自分”という内向きのベクトルで物事を捉える女性にとって、最も大切なのは主観的な満足感。まさにナンバーワンよりも、オンリーワン!自分らしくあること、そしてそんな自分に満足することに価値を見出します。

そのため、女性は自分の美しさを表現できるドレスや、特別な気分に浸ることができる式場の雰囲気にこだわる傾向が。

女性にとっては一生に一度、乙女心を存分に満たすことができるイベントでもあるので、費用の面では男性に比べて度外視してしまう方が多いのかもしれませんね。

直感とデータどっちが大事?

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結婚式の準備では会場から始まり、ドレスや料理、招待状のデザインまで選ぶものが盛りだくさん。そんな時、心を弾ませて選定に励む新婦とやる気のない新郎…そんな温度差を感じてしまうカップルも多いのではないでしょうか?

実はその温度差の裏には男女の“選び方の違い”が隠れています。

直感やひらめきで運命のものを選ぶ女性。“自分の感覚にぴったり”のものを探すことが目的のため、ほんの少しのデザインの違いでも全く違うもののように感じることができるんだとか。膨大な数の選択肢があっても、魔法のような偶然の出会いを楽しむことができるのです。

一方、客観的な指標に裏打ちされた最高のものを手に入れたい男性。“他者からも評価が高い”ものを探すことが目的のため、選ぶなら事前にスペックをしっかり吟味します。

直感に頼ることが苦手なため、データとしての分析材料が少ないドレスなどはどれも同じに見えてしまう…ことが多いよう。

新郎が「君にまかせるよ」なんて口走る時には、本当に違いがよくわかっていない可能性があります。彼に悪気はないので「真剣に考えてるの?」なんて目くじらを立てないで!

式場の予算や駅からのアクセス、料理メニューの豊富さなど、データではっきりと違いがわかるポイントの調査や選定をお願いしてみましょう。きっと快く引き受けてくれますよ。

過程よりも結果重視の男性

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男性が結婚式準備に積極的でない理由には、こんな違いも影響しているのかも。女性はイベントへ向けて準備をしている過程を楽しみ、わくわくする時間を紡いでいくことによって気持ちを高めていきます。

そのため、式場を何件も回ることも、ドレス選びのために足繁くサロンに通うことも楽しみの一つ。

一方、過程より結果重視の男性にとっては、すぐに決まるわけでもないのに、違いがわからないドレスを延々と見せられるのは「正直辛い…」と感じてしまうのです。

もちろん大切な人が目を輝かせている姿を見るのは、男性にとっても楽しいこと。しかし、自分のペースとは違った時間の感覚で、共感しながら楽しめないのはやはり苦痛と感じてしまう男性もいるでしょう。

そんな時は彼に無理やり付き合わせるよりも、2人にとって負担の少ない方法を考えてみて。友人や親族とドレスを選び、最終決定だけ相談に乗ってもらうのもおすすめです。

二人の幸せのために

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いろいろな夢や想いが込められた結婚式。一生に一度の式だからこそ、お互いのこだわりがぶつかってしまう時もありますよね。男性と女性、それぞれに違いはありますが、大切なのはよく話し合って後々にしこりを残さないこと。

結婚式はゴールではなく、あくまでもスタートです。お互いの価値観を大切にしながらよく話し合い、素敵な結婚式を作り上げてくださいね。

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