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【警察エッセイ】保険を掛けるという保険

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の最近交通事故を起こした人。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、健康かい?

『ギンギンに元気だぜ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、花山はそこそこ頑丈で慢性鼻炎に悩まされているけども、その他に関してはギンギンなんよ。

学生の方はピンと来ないと思うけども、ほとんどの大人達はなんかしらの保険に加入しているんよ。大人になると、いつどこで自分の身体に異常が発生するか分からないから保険を掛けるんだけもど、保険の種類って想像以上に多い。

花山は最低限の保険さえ備えておけば良いというストロングスタイルをとっているけども、皆さんはどう?

今はネットで色々と調べられるし、自分にピッタリの保険を誰でも探せる良い時代。だけども、花山も社会人になりたてのころは保険の事をあんまり理解していなかったからなんとなくで保険を選んでたのね。花山は警察官を5年間ほどやっていたんだけども、2年目ぐらいまでに加入していた保険は、とても20代前半の独身男性が入る様な保険内容じゃなかったんよ。

特に警察学校を卒業した後は保険レデイ達と仁義なき戦いをしていたんよね。


■保険をかけるという保険

警察官は公務員という事で保険は手厚いと思われるんだけども、花山がいた都道府県警察は警察独自の保険というよりかは民間の保険会社が入って警察全体でグループ保険として入る事でちょっと安くなるみたいな感じだったんよね。だから、一般的な会社より手厚いというよりかは、皆んなで入るからちょっとお値打ちで保険に加入出来るよねって感じ。

今から書くのはもう時効のハナシね。

警察学校に入校するとすぐに全員が集められて保険のハナシを聞く時間があったのね。その時は警察学校に入校したばかりだったから、周りで教官達が目を鋭く光らせていて、皆んなビクビクしていたんよ。そんで保険会社の方の説明が終わったら、全員におもむろに保険の申し込み用紙が配られたのね。

花山的には内容をはっきりと理解しきれていなかったから、後日書いて提出出来るモンだと思っていたら、考えがマックのシェイクみたいに甘くて、保険会社の方の『それでは記入していってください。』という号令とともに周りにいた教官達が『早よ書け。』と圧を掛け始めたのね。

『これはヤられた』と。ここで申し込み用紙に書かずに保険に入らないという選択肢は与えられていないんだなと思ったね。そして、保険内容を全然理解しきれていない状態でどんどん進んでいって、あっという間に保険に加入しちゃったんよ。

花山は思ったね。『おいおい、これじゃ強制保険じゃねぇかよい。』と。

悪徳保険業者がヨダレを垂らして羨む桃源郷が警察学校にあったんよ。

警察学校を卒業して保険に詳しい人にハナシを聞いてみたら、現状必要の無いモノばっかだと聞いた時は愕然としたね。

花山は思ったね。『おいおい、警察のくせに俺等を喰い物にしやがって。』と。

花山は今でも睨んでいるよ。警察組織に保険会社とズブズブな関係の奴がいるって事を。


藪から棒だけども、警察学校を卒業した当初の花山はめちゃくちゃモテていたのね。

花山は大学を卒業するまで女性との触れ合いがトータル1日未満という5軍だったんだけども、警察学校でもなぜかその伝統が引き継がれて男くせぇ生活を営んでいたんよ。そんな花山が警察学校を卒業した途端に女性に声を掛けられる機会が増えたのね。花山は積極的に女性から話し掛けられる様な人生を歩んでいなかったからウキウキしていたんだけども、何点か不思議な点があったんよ。

一つ目は警察署内でしか話し掛けられないという事。警察署の入り口や誰でも入れるフロアでしか声を掛けられなかったから、他の場所でも声を掛けてくれてもいいのに思ってたんだけどね。

二つ目は声を掛けてくる女性がビジネススタイルの服装だったという事。花山はOL風な格好しか勝たんみたいな性癖じゃないないから、そんなビジネススタイルでトートバックとな資料を抱えている様な感じじゃなくてカジュアルな服装も見てみたいなと思ってたんだけどね。

三つ目は連絡先を交換しても喫茶店でしか会ってくれないという事。花山は女性とサシでデートをした事なかったから、喫茶店で楽しい時間を過ごすのもいいけど、ショッピングだったり色んな所にデートに行きたかったんだけどね。

・・・・・・・・・・・・・・・

え?その人達は保険会社の人達じゃないかって?

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・ないか。

・・にいいじゃないか。

別にいいじゃないか。

そんな事は花山だって分かっていたよ。花山がモテて声を掛けれているワケじゃないって事は。彼女達が保険会社の人達で、営業で来ている事なんて花山も知っていたよ。いいじゃないか。モテて声を掛けてくれてるって妄想をしたって。まぁ、冗談はこの辺にしておいて、実際に警察署には結構保険会社のレディ達が来るんよね。

批判じゃないけども、おそらく保険会社内で警察は結構カモ扱いされているのだと花山は睨んでいるんよ。

警察学校を卒業したばかりの野郎どもは社会の理を知らずに出て来るから、若手の保険レディが相手にする人間としては丁度いいんよね。あと、警察官は一般的な仕事と比べて身体に危険が及ぶ事が多い性質上、営業しやすいという事もあると思う。

花山は保険は最低限でいいという感じだったから断っていたんだけども、契約していた人もいたんよね。花山は契約する気はなかったんだけども、電話番号を交換してしまっていたから営業の電話が結構きたんよ。

保険レディのグイグイさは花山より警察官に向いているんじゃないかと思ったよ。

■まとめ

警察の時は独身だったから、保険の事は全然理解してなかったんよね。だけども、今は色んな人が色んな所でオススメの保険を紹介しているから、自分で色々と調べてから自分に合った保険を考えてみるのが良いと思う。

今回は以上となります。
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