【警察エッセイ】木っ端微塵な青春群像劇
ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の青春アミーゴ。
元警察官の花山烏一です。
皆さん、学生時代に恋人はいましたかい?
『学生時代はとろけるような恋愛をしたもんだぜ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、花山のファンという波動の高い皆さんはご存知かもしれないけども、花山は小学校から大学までの計16年に渡る学生生活で彼女という存在を創造・錬成・召喚出来なかった非モテのモブ男だったんよね。
皆さんの思い出の学生時代で、教室の端っこでもなければ真ん中でもない微妙な位置にいて、全てのタイムシフトを一人でこなしている人はいなかった?
そういえばいたなぁと思い出した方。それが花山。
元クラスメイト達に顔も名前も忘却の彼方へと吹き飛ばされた存在。それが花山の学生生活。女子と会話した時間なんてトータル1分か2分ぐらい。そんな時間じゃカップラーメンも出来あがらない。それに加えて、女子とした会話も最低限しなきゃいけない業務連絡という内容だったモンだから、女子との会話テクが向上するワケがナッシングゼロ。
そんな状況だったけども、時は多感な学生時代。女子の事が気になって気になってしゃあない。でも、話す勇気も何かを言う気も持ち合わせてない。
思春期をマウンテンクライムしていた学生時代の花山は、女子に対する想いと股間がはち切れんばかりに膨れ上がっていたんよね。ただ、学生時代の女子との会話劇が昨今のショートムービーブームをねじ伏せるレベルの短さを誇っていたのは高校生まで。
こんな5軍の三冠王の花山でも大学時代ともなると、はち切れる想いが溢れ出してしまって、女子と話す時間が増えたんだよね。
大学や専門学校に通っていた経験がある人は周りにいかにも大学デビューや専門学校デビューを飾っていた人はいなかった?
そういえばいたなぁと思い出した方。それが花山。
なんかねぇ、ほとばしるパトスが溢れ出ちゃったんよね。大して行きたくもない場にも行ったりしたり、積極的に女子の連絡先を聞いたりしちゃってさ。でも、高校まで5軍で燻っていた花山がいきなり上のレベルに行こうとしても通じるワケがないんよね。
打席に立ったとしても、見た事の無い様な変化球やストレートが来るもんだから、手も足も出る事なく三振しまくり。女子と合う話が、自分の銃の弾倉に装填されてなかったんよね。その時の花山の得意分野が社会人野球と都市伝説だったんだけどさ、大学でいきなりそんなハナシを女子に話し始める花山はマジでキモかったと思う。
キモ過ぎて皆んなの心の嘔吐物が見えたもんね。
案の定、木っ端微塵になって、文字通り塵みたいな大学時代を送る事になったんよね。
そんな青春群像劇は警察官になっても続くとはこの時は思いもよらなんだだったんだよね。
■木っ端微塵な青春群像劇
そんな、暗黒物質とお友達になれそうな大学時代を送っていた花山だったけども、就職活動にて、警察官採用試験に受かったんよね。
そんで、警察官になって警察学校に入校して安心した事が一つあったんよ。
警察官って花山みたいな5軍ばかり。
安心しちゃって、のびのびしちゃったよ。
それで何でか分かんないけども、花山の潜在能力が警察官になっちゃったせいで覚醒し始めちゃったんよね。
やっぱり警察官って老若男女様々な人達と話をする機会が多いモンだから、会話のテンポやラリーをちゃんとこなしていかないと、上手に仕事をこなすのが難しいんよね。
花山は5軍だったけども、無能と思われたくはなかったから苦手な会話とかを頑張っていたんよね。そしたら、気付いた時には普通に女性と話せる様になっていたのよ。
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遅ぇよ。遅過ぎワロただわ。
そんで先輩や同期とかと合コン三昧の日々を送っていたら、いつの間にか花山にも彼女が出来ていたんよね。
マジで危なかった。初彼女が26歳の時に出来たんだけども、あと何年か遅かったら、血の錬成陣で彼女を召喚していたところだったわ。
その彼女とは同棲までして『花山も年貢の納め時なんかなぁ。』と花山の刀を彼女の鞘に収めてた時にそんな事も考えるくらいだったんよね。
結局、その彼女とは別れちゃって、その別れのショックが強過ぎて花山のシン•暗黒時代が幕が開いちゃったんよね。
『ふふっ。この世界を全部黒で染めてやる。世界が黒になれば、もう他の色に染まる事も汚れる事もないんだ。』と綾波を助ける為にニア•サードインパクトを起こしちゃったシンジ君みたいになって生きていたのね。
所有物を全て黒にして、家中の家具も黒にして、あらゆる物を黒に染めてしまったもんだから、家に母親が来た時にしっかりと心療内科の受診を勧められたね。
そん時は末期症状だったから『ふふふ。お母さんは何も分かっていない。この世界での最強色は黒色なんだ。黒の美しさと強さを何故理解出来ないんだ?本当に僕の親か?』みたいな感じだったから、救いようがなかったよね。
ちゃんと母親に怒られたね。
そんな漆黒思想信者を1年ぐらいやってた時に、2人目の彼女が出来たんよ。
マジで危なかった。出会ったのは27歳の時だったんだけども、その時は漆黒思想にどっぷり浸かってがぶ飲みしちゃってたモンだから、出会うのがもう少し遅かったら多分黒に飲み込まれていたね。
2人目の彼女と付き合っている時に警察官を辞めちゃたモンだから、冗談で『警察官の彼女の称号を奪っちゃってメンゴ。』って言ってみたんよ。
そしたら『何それ。別にどうでもいいんだけど。』とあの伝説の事件、『別に事件』をかましていた時の沢尻を彷彿させてくれたんよね。
■まとめ
てか、警察エッセイとか銘打ってながらほぼ花山の恥部を見せてただけだったね。
皆さんもご自身の滑稽なハナシがあったらぜひコメント欄に書いてくださいな。
花山の様な学生時代にモテなかったモブ男・モブ女の方々も己の鍛錬を怠っていなければいつか青春は取り戻せるんよね。
今回は以上となります。
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