【警察エッセイ】歴戦の老兵達
ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の生きとし生ける伝説。
元警察官の花山烏一です。
皆さん、定年まで残り何年?
『俺の定年は俺が死ぬ時だ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、そもそも雇用されていない人には関係ないハナシだけども、何らかの組織に雇われている人は60歳か65歳で定年になるかと思う。
花山は雇われの身で、このままいけば30年ぐらいで定年だけども、皆さんは残りどれくらい?
定年なんてコロコロ変わる可能性もあるから、この先定年の概念すらなくなって、雇われの民は生きる間は働き続けなアカン日が来るかもしれんね。
今すぐ働くのを辞めてのんびり過ごしたい人もいれば、命が燃え尽きるまで働きたいと思う人などなど、色んな考えの人がいるだろうけども、花山はずっと働きたいホモサピ。だけども、いつか働けなくなる日は必ず来るんよね。
年齢によるモノなのか、体力的にダメなのか、精神的にダメなのかは未来の事だから分からないけども、その時になってから考えては遅い様な気もするから、自分が年齢を重ねた時の事を考えたり考えなかったりラジバンダリしてる感じ。
ちなみに皆さん、警察官の定年退職後って興味はある?
■歴戦の老兵達
現時点での警察官の定年は1万60歳。
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真面目に話そう。
警察に限らず公務員は60歳が定年のはず。間違ってたらすまん。だから、60歳になると一度退官というカタチになるのね。その後は人それぞれ歩む道が変わるんよ。
『完全にリタイアして余生を楽しむ人』・『皆さん大好き天下りをする人』・『組織に残る人』
天下りについては花山のチンカス与太話として聞いてもらいたいんだけども、警察の主な天下り先は会社の顧問・自動車学校・警備会社とかの警察と密接な関係にある組織。天上人である警察庁の神々の場合は高次元な破格の天下り先が用意されていると思うんだけども、花山レベルじゃどんなもんかは分かんない。だけども、一介の警察官でもそこそこ実績とキャリアを積んで特に問題を起こさなければ、まぁまぁの所には行けると思う。
そもそも今現在、天下りで受け入れてくれる所があるのかは分かんないけどね。だから、天下りについては結構花山の想像が入っているから、間に受けない様にお願い。
そんで、やっと本題だけども、60歳で退官した後も懲りずに組織に残り続ける人もいるんよ。この方達は再雇用というカタチで警察組織に残るのね。
元々所属していた部署で定年前よりかは穏やかな感じで働いたり、交番相談員や警察署の受付だったり、意外と警察組織内で再雇用で働いている人は多いんよ。
彼ら・彼女らは非常に勤勉で真面目で、在官時に大きめの問題を起こす事なく組織に多大な貢献をした方々なのね。そうでもなければ、組織も再雇用で雇ってくれんよね。花山も何人もの再雇用の人達と一緒に働いてきたんよ。皆んな、マジで優しいし、頼りになる方々だったね。
警察の世界で30年〜40年生きてきた人達だから、激動の警察人生を歩んで来たばかりの人達なんだけども、一度退官したという事で今まで掛かっていた重圧から解き放たれてのびのびと働いていた印象。
当然、責任感を持って業務にあたっていただろうけども、歩んで来た壮絶な警察人生からは考えられないくらい花山の様なベイビーポリスにも優しく接してくれて、色んな事を教えてくれたんよね。
キャリア的にも凄い人がいて、署長経験がある人とも一緒に働いた事があって、経験値は抜群な人達ばかりだったんよ。
もしかしたら良い表現じゃないかもしれないけども、警察官を退職した今でも尊敬の念は消えずにこう思う。
『数多の修羅場を潜り抜けてきた老兵はカッコいい』
■まとめ
花山は今の日本の定年制度は好きじゃないんよ。
もちろんこの制度のおかげで救われた人は多くいるだろうし、一つの組織で長年貢献し続けた事は賞賛されるべき事だと思う。
今はちょっと傾き始めているけど、日本の終身雇用制度がこの国を復興・発展させた事は紛れもない事実で、花山の様なシャバ僧は年配の方々に感謝しなければいけないなと思っているんよ。ただ、時代は変わるんよね。完成された考えや価値観なんて滅多に誕生はしないと思う。雑に言えば、今は何でもアリの時代。
一度も雇用されずに生きる人生も正解だし、一つの会社で働き続けるのも正解。色んな所を渡り歩くのも正解。
人の道を外れるのは論外だけども、花山は人の生き方で間違いを探す方が難しいと思う。花山みたいなモンで恐縮だけども、この記事をここまでお読みいただいた方にお伝えしたい事が一つあるんよ。
『アナタが選んだアナタの生き方は紛れもない大正解』
今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。