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【警察エッセイ】上司と部下の化学反応

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の無能上司。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、上司との関係は良好かい?

『毎日の様にバチバチよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、花山は部下を持った経験がほぼなくて、万年部下をやっている平社員。

花山は過去に警察官をやっていたんだけども、警察官時代には様々な上司と組んで来たんよ。モチのロンで、全ての上司が素晴らしいはずもなく、若手をボロ雑巾としか思っていない上司もいれば、花山の事を成長させようとしてくれた素晴らしい上司などなど、色んな上司に仕えてきたんよ。

出来る上司と出来ない上司だと、全員が出来る上司と組みたいと思うだろうけども、皮肉な事に警察官時代の事を思い返してみると、出来る上司よりも出来ない上司と組んだ時の方が個人の能力としては上がったんよね。

今回はそんな上司ガチャなハナシ。


■上司と部下の化学反応

出来る上司と出来ない上司の境界は人それぞれ違うと思うけども、確実に言える事として、部下の仕事をサポートしてくれるか否かが境界だと思うのね。

仕事が出来る上司は部下が困っていたらどうすればいいかすぐにアドバイスをくれたり手伝ってくれる一方で、仕事が出来ない上司は部下が困っている仕事が自分自分も不得手なモノだったりメンドい事には巻き込まれたくないという事で、サポートはサガミのゴムばりに極薄なんよね。

警察ってなぜか出来る上司と出来ない上司がキッパリ分かれる組織で、中間の程よい距離で見守ってくれるタイプの上司が少ないんよね。花山自身出来る上司と組んでいた時は困った時に直面したらすぐに助けてくれた記憶があるし、逆に仕事が出来ない上司と組んでいた時は花山が困っていて助けを求めても知らんぷりな感じだったんよね。

ただ、皮肉な事に出来る上司というのは部下自身の考える能力を鍛える機会を奪ってしまう事もあるんよね。

1から10まで教える事が全てに置いて正解じゃないと思っていて、いずれその部下も誰かの上司として働かないとアカン時が来るんよ。そんな時に何でもかんでも手厚いサポートをしていたら、自力で何とかする能力が育ち切らないんよね。一方で、出来ない上司というのは部下に対して一丁前に指示はしてくるモンだから、部下としては断る事が難しくて自力で何とかするモンだよね。

この『何とかするチカラ』が大切なんよね。

だから、一緒に組むのなら断然出来る上司と組みたいけども、自分自身のチカラをバッキバキに上げたいと思った時はちょっと出来ない上司と組んだ方が思い描いた過程を歩む事が出来るかもしれんのよね。

■まとめ

部下経験豊富のくせに何を上司の悪口を言ってんだと思われるかもしれないけども、花山自身の経験でベテランという事を自分の都合の良い様に利用して仕事をサボりにサボりまくっていた上司と組まされた経験があるのね。

自分で言うのもアレだけども、多分その上司の能力を花山は半年ぐらいで超えたと思うんよね。

ホントに何もしてくれない上司で、何なら自分の仕事さえも花山に放り投げてきていたくらいだったから、そのおかげで能力がメキメキと上がっていったモンよ。

部下を成長させるのって確かに難しいと思うんよね。部下自身も成長しようという思いがないと成長なんて出来ないから、ちょうど良いラインってなかなか難しいんよね。

花山も誰かの上司になった時は部下を成長させられる様な出来る上司になりたいね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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