建設業について考えてみた

これから建設業で働くということは、成功するチャンスが多い時期に働き始めることなのではないだろうか。そう思って書き始めてみました。

人手不足、休み不足、賃金不足。無い無い尽くしのままここまで来てしまった業界がこの建設業です。ネガティブな部分を解消できずに来てしまって、それでも続けてこれた会社が多いところにこの建設業の強さがあるし、そのことが業界全体の成長を阻んできてしまったようにも思えます。そのため、建設業界は良くも悪くも競争が少ないのが特徴でどれだけ頑張っても他社に差を付けられないというのが旧世代の考え方の主流でした。

が、しかし。んなわけあるかい!と、いざ自分であちこち歩いて考えて仕掛けてみるとそれは全くの嘘だってことが分かりました。ある程度のところまでいくとそれで向こう何年間は存続できてしまうシステムに甘えた経営者が勝手に壁を作っていただけ。今ならそうはっきりと言うことができます。

これから先、建設会社というのは2つの道があると思います。1つは、緩やかな衰退を受け入れて10年単位の存続を狙う会社。こちらは現経営者の引退と共に畳んでしまうことになるでしょう。

もう1つは、成長戦略をしっかりと立て、毎年会社として成長していくことができる会社。ある程度の部分の仕事はこの2通りの会社でシェアしつつも、人材と利益の伸びについては瞬く間に差ができるでしょう。そういう意味では再び業界再編の流れが来ているのかもしれません。こうした潮流があるときにしっかりと潮を見極めて勝負できる会社は一気に成長できると思うのです。ですのでこれから建設業で働くというのは、最初にあるとおり会社の成長に連れて自身の裁量も大きくなるチャンスがあるとても魅力のあることだと思うのです。

新しい事に力を入れる努力している会社はあちこちにあります。そういった会社に自分の人生を賭けてみることもまた1つの選択肢となるのではないでしょうか?



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