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ラブコメの書き方がよくわからない。

タイトル、何言ってるんだか自分でもよくわからなくなっている。

ここ最近というか、ここ1、2年の間(いやもっとか?)結構な頻度でラブコメ小説を書いている。ただ、私がラブコメ小説と定義するものってラブコメになっているのだろうか、といつも疑問だった。今もよくわからない。

そもそも私は恋愛小説を書くのが得意ではない。読むのは好きなんだけど、ああいうキュンとする雰囲気とか、甘い感じの雰囲気をどう書いて良いのかさっぱりわからないのだ。あと、普通のテンションで書こうとする照れくさくなってしまう。なのでライトなほうに逃げて、そしてコメディを混ぜたりする。

しかし、このコメディの部分というのも難しい。私は爆笑の渦に巻き込めるような才能もセンスもないからなあ。ただ、コメディは書きたいなあと思いつつ、4,5年かかって今の状態になったので以前よりはコメディが書けていると思う。

だけど、自分のラブコメは何かこう、決定的に足りない気がするとずっと考えていた。キャラクターが活きてないとかクライマックス盛り上がらない問題は置いておいて。とにかく、自分で読み返すと「ラブ? コメ?」となってしまう。そしてラブコメとはなんだ……と考えていた。

そんな時、つい数日前に何気なくダウンロードしたコミックアプリで漫画を読んでみた。もともとエッセイ漫画目的だったのだが、別の漫画も読んでみようと思って何気なく押したというか、CMで見たことある漫画だったからとりあえず読んでみた。

え、なにこれすごい面白いんだけど。

コメディのシーンがちゃんと笑えて、恋愛のキュンポイントも抑えてあって、キャラもみんな魅力的だし、先を気にさせるストーリー。もちろん絵はめっちゃうまいし、なにこれすごい。

ちなみに墜落JKと廃人教師という漫画。最近の少女漫画って読んでなかったんだけど(昔のは読んだし今でも好きなの多いんだけど)大人になってこんなに少女漫画に胸がときめくとは思わなかった。

この作者の人のコメディ要素と少女漫画のキュンポイントみたいな甘いやつが、すごい良いバランスなんだがなんなんだろう。よくわからない。わからないから研究のために全巻欲しい。買おうと思っている。研究のために、そう研究のために。

で、この墜落JKと廃人教師を読んでみて思ったのが、私はまだどっちにも突き抜けてないんだろうなあと思った。つまり、恋愛小説を書く覚悟もコメディ小説を書く覚悟もできていなかったんだ。

カッコいいこと言ってみたけど、要する私のはとてつもなく中途半端なんだろうなあと思った。勉強の意味でも色々とインプットしなきゃな。

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