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さすがに賽の河原で石積み(三周目)は、キツイ。
私は、小説を書く時、冒頭が決まらないと書き進めていけないタイプだ。
後で直せばいいや、と思って書き進めてしまうと、途中でテンポが悪くなって戻るはめになる。
そんなわけで、小説を書く時は冒頭が納得いかないと何枚書き進めても1から戻っていた。
今までの最長記録は80枚(400字詰原稿用紙)である。
80枚まで書いて、しっくりこなくて戻った。ちなみに中編。
100枚までなら大丈夫な気がしている。
で、冒頭はなかなか決まらない。
掴みである。
気になるシーンを入れたい。
それでいて自分が納得できる冒頭にしたい。
そう思えば思うほどに、理想だけが高くなる。
ちなみに、私は小説を書く前に、大体の流れ(冒頭・最初の山場、次の山場、クライマックス、オチ)をおおまかにでも脳内で把握できないと書けない。
いくらプロットを書いても、自分が頭で把握できなければ書けないのだ。不思議。
そのため、今、賽の河原で石積み(三周目)している小説は、何度も何度もプロットと脳内で練り直して、ようやく書き始めたものである。
そして、冒頭が気に入らず、三周目の石積みに突入。
さすがに三周目の冒頭。
かなり納得して進めたのだが……。
とうとう脳内幼女(4,5歳)が足をバタつかせて暴れ始めた。
もうぶっちゃけ飽きた……。
同じ小説を書き続けると飽きてしまう。
いつもそう。
なので、別の応募作を書こうと思っている。
〆がヤバいからね……。
で、別の応募作が飽きた頃にまたこっちの中編に戻ろう。
なんだか久々に、「あー、なんか小説書くのキツイな」と思った。
基本的に、文章書くの楽しい! 小説書くの楽しい! という気持ちでやってきているんだけど。
やっぱ書くのって大変だよね……。
楽しいだけじゃやってられないよね。
筆が乗れば楽しいんであって。
乗らない時やアイデアが出ない時は、大体は頭抱えてるんだよ。
でも結局、そういうキツイ時も含めて楽しいんだよなあ。
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